マセラティ ジャパンはグランドツアラー「ギブリ(GHIBLI)」のディーゼルエンジン搭載車の生産終了に合わせて、特別仕様車の「ギブリ・ディーゼル・ファイナルエディション(Ghibli Diesel Final Edition)」を限定24台で発売すると発表した。車両価格は950万円に設定。また、11月7日~8日の2日間にわたり、“MASERATI Ghibli Diesel Final Edition Open Door Weekend”と名打って、全国のマセラティ正規ディーラーショールームにて展示会を開催する。
今回の限定車は、ギブリの2021年以降の電動化移行に伴い、2987cc・V型6気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力275ps/4000rpm、最大トルク600Nm/2000rpm)搭載車の生産終了を受けて、特別にラインアップした記念モデルである。
まず外装では、日本未導入の19インチ プロテオ(Proteo)ホイール・マットブラック&レッドを筆頭に、レッドキャリパーやフルアダプティブLEDヘッドランプ、Nerissimo(ネリッシモ) パッケージなどを標準で装備。ボディカラーはグリジオ(メタリックペイント)、グリジオ・マラテーア(メタルシェントペイント)、ネオ・リベーレ(マイカペイント)の3タイプを、それぞれ8台ずつ用意した。
内装に関しては、エクステンドレザーやシフトパドル、電動ステアリングホイール、ツーリングパッケージなどを標準で採用。また、機能面ではドライバーアシスタンスパッケージやソフトドアクロージャーなどを組み込んでいる。