アルファロメオがプレミアムSUVのステルヴィオに特別仕様車の「2.2ターボディーゼルQ4・エディツィオーネ ルッソ」を設定。専用のカラーコーディネートやベージュを基調としたレザー内装などを採用して、より美しくスポーティなSUVに仕立てる。販売台数は50台限定
ステランティス(Stellantis)ジャパンは2022年9月21日、アルファロメオのプレミアムSUVのステルヴィオに特別仕様車の「2.2ターボディーゼルQ4・エディツィオーネ ルッソ(2.2 TURBO DIESEL Q4 EDIZIONE LUSSO)」をラインアップし、10月8日より発売すると発表した。車両価格は766万8000円の設定で、販売台数は50台の限定だ。
今回の特別仕様車は、2142cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力210ps/3500rpm、最大トルク470Nm/1750rpm)+電子制御式8速AT+Q4(電子制御式4輪駆動システム)でパワートレインを構成する2.2ターボディーゼルQ4モデルをベースに、専用のカラーコーディネートやベージュを基調としたレザー内装などを採用して、より美しくスポーティなSUVに仕立てたことが特徴である。なお、車名のルッソ(LUSSO)は英語のラグジュアリー(LUXURY)のイタリア語で、“豪華な、贅沢な”を意味している。
まずエクステリアでは、ボディカラーに落ち着いた色調で造形美を際立たせるヴェズヴィオグレーを採用。ホイールアーチもボディ同色で仕上げる。また、ウィンドウモールディングやエキゾーストパイプフィニッシャーにクローム処理を施し、合わせてリアにプライバシーガラスを配して、印象的なコントラストを演出。足もとには、光沢感あるシルバー塗装を施した専用の5ホールデザイン21インチアルミホイール(タイヤサイズは255/40R21)と、ブラック塗装のブレーキキャリパーを組み込んだ。
内装に関しては、ベージュとブラックで彩ったレザーダッシュボード/ドアパネルやベージュのナチュラルレザー表皮シート、前席8ウェイパワーシート(運転席メモリー付き)を特別装備して、艶やかで上質なキャビン空間を創出。また、センター部には8.8インチタッチディスプレイのConnectシステムを、オーディオにはharman/kardonプレミアムオーディオシステム(14スピーカー/900Wアンプ)を採用する。さらに、車内の開放感を向上させるパノラマサンルーフや、セキュリティ性能を高める盗難防止アラームを標準で装備した。
機能装備の面では、基本的に通常モデルを踏襲。ALFA DNAドライブモードシステムやALFA LINKサスペンション、ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)、トラフィックジャムアシスト(TJA)、ハイウェイアシストシステム(HAS)、レーンキーピングアシスト(LKA)、アクティブブラインドスポットアシスト、リアクロスパスディテクション(RCPD)、トラフィックサインレコグニション(TSR)、インテリジェントスピードコントロール(ISC)、ドライバーアテンションアラート、ヒルディセントコントロール(HDC)、エレクトロニックスタビリティコントロール(ESC)、ALFAステアリングトルクなどを標準で採用している。