本格オフローダーのジープ・ラングラーにワンタッチでルーフの開閉が可能な特別仕様車「アンリミテッド・ルビコン・パワートップ」を設定。販売台数は170台限定
Stellantis(ステランティス)ジャパンは2022年9月28日、ジープの本格オフローダー「ラングラー(Wrangler)」に特別仕様車の「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン・パワートップ(Wrangler Unlimited Rubicon Power Top)」をラインアップし、10月8日より発売すると発表した。車両価格は820万円の設定で、販売台数は170台の限定だ。
今回の特別仕様車は、パワートレインに1995cc直列4気筒DOHC直噴ターボエンジン(272ps/400Nm)+電子制御式8速AT+ロックトラックフルタイム4×4システムを搭載する通常モデルのアンリミテッド・ルビコンをベースに、北米仕様にオプションとして用意される電動開閉式のルーフトップ、「スカイワンタッチパワートップ」を組み込んだことが特徴である。同トップ機構は、スイッチ操作ひとつでルーフが後方へと蛇腹状に折り畳まれながら開き、いつでも気軽にオープンエアドライブを楽しむことができる。開閉に要する時間は約20秒と短く、約96km/h以下であれば走行中でも操作が可能。また、サンルーフのように前席頭上のみを開けることもできる。さらに、リアクォーターウインドウはパネルごと脱着が可能で、簡単な手順でいっそうの開放感を演出。取り外したリアクォーターウインドウは、専用バッグに入れてリアシートの背面に取り付けることができる。
ボディカラーについては、鮮やかなイエロー系のハイベロシティC/Cを採用。一方でインテリアカラーは、外板色とのコントラストが際立つブラックで仕立てる。装備面はベース車に準じ、エクステリアではLEDヘッドライトおよびLEDテールランプやダークグレーアクセント入りフロントグリル/ヘッドライトベゼル、フルメタルドア、ロックレール、ルビコン専用17インチアルミホイール+LT255/75R17マッド&テレインタイヤなどを採用。また、インテリアにはフルカラー7インチマルチビューディスプレイや本革巻きステアリングホイール、8.4インチVGAタッチパネルモニター付オーディオナビゲーションシステム(Uconnect)、サブウーハー付アルパイン製プレミアムスピーカー(9基)、フロント&リアドームオーバーヘッドLEDランプ、レザーシート(前席“RUBICON”刺繍入り)、フロントシートヒーターなどを装備する。さらに、悪路走行装備として電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステムやトランスミッション/トランスファーケース/フューエルタンク用スキッドプレート、セレクスピードコントロール(ヒルディセントおよびヒルアセントコントロール)を設定。そして、先進安全装備としてはParkSenseフロント&リアパークアシストやParkviewリアバックアップカメラ、アダプティブクルーズコントロール(STOP機能付)、前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)などを標準で組み込んでいる。