ホンダは11月20日、12月24日に正式発表を予定している軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」改良モデルの一部情報を、専用ホームページで先行公開した。
2017年8月にフルモデルチェンジして以来、初の大幅改良となる第2世代のN-BOXは、ユーザーのライフスタイルにより馴染むこと、そして所有する喜びがいっそう感じられることを目指し、内外装のデザイン変更や新色の追加、装備の拡充などを実施する。また、新たに“コーディネートスタイル”と称するドレスアップ仕様を設定し、N-BOXの新たな世界観を創出した。
「クルマという枠を超えて、もっと生活によりそえる“のりもの”へ」というキャッチを冠した改良版N-BOXは、従来と同様に標準モデルのN-BOXとスポーティバージョンのN-BOX Customという2タイプで車種を構成する。
まず標準モデルのN-BOXは、より高い質感をもたらすエクステリアデザインを追求。フロントグリルにクロームメッキを施し、合わせて丸型LEDランプを組み込む異形ヘッドライトを配するなど、ディテールに至るまで上質かつ印象的なルックスに仕上げる。ボディカラーはプレミアムサンライトホワイト・パール/プラチナホワイト・パール/ルナシルバー・メタリック/クリスタルブラック・パール/ピーチブロッサム・パール/プレミアムアガットブラウン・パール/ブリティッシュグリーン・パール/タフタホワイトⅢという8色を設定した。
内包するインテリアは、ブラウンやベージュのカラーを基調に、より快適でリラックスできる空間を演出。素材やカラーリングなどにも徹底してこだわる。前席にはベンチシート仕様とスーパースライドシート(セパレートシート)仕様を用意した。
N-BOXコーディネートスタイルに関しては、ボディカラーにプラチナホワイト・パール&ブラウン/ピーチブロッサム・パール&ブラウン/プレアミアムアイボリー・パールⅡ&ブラウンという3タイプを設定し、合わせてドアミラーカバーやホイールキャップにブラウンのアクセントを配備。内装ではダッシュボード上部やドアノブ周囲、ステアリングの一部にブラウンの光輝パネルを装備し、シート表皮には専用タイプを採用して、シックかつお洒落なキャビン空間を実現した。
一方、スポーティバージョンのN-BOX Customは、クロームメッキを大胆にあしらってダイナミックなルックスを創出。また、バンパーのデザインを刷新し、合わせてナンバープレートをセンターマウントに変更することで、ロー&ワイドなイメージをいっそう高める。ボディカラーはプラチナホワイト・パール/シャイニンググレー・メタリック/クリスタルブラック・パール/プレミアムグラマラスブロンズ・パール/ミッドナイトブルービーム・メタリック/プレミアムベルベットパープル・パールという6色を設定した。
インテリアについては、ブラックのカラーを基調にしたクールかつシックなキャビン空間を実現。前席にはスーパースライドシート(セパレートシート)仕様を用意し、シート表皮には専用タイプを採用した。
N-BOX Customコーディネートスタイルに関しては、ボディカラーにプレミアムクリスタルレッド・メタリック&ブラック/プラチナホワイト・パール&ブラック/ミッドナイトブルービーム・メタリック&シルバーの3タイプを用意し、合わせて専用アレンジのLEDリアコンビネーションランプやブラック塗装のアルミホイールなどを設定。内装では専用シート表皮の前席ベンチシートのほか、ダッシュボード上部やドアノブ周囲、ステアリングの一部、そしてシート表皮の一部にレッド系の加飾を配して、スペシャル感を強調した。
パワーユニットについては、ホンダの軽自動車用の最新エンジンである658cc直列3気筒DOHC12Vの自然吸気とターボチャージャー付という2機種を用意する見込み。先進安全運転支援システムのホンダセンシング(Honda SENSING)も、さらなる進化を図ってくるだろう。なお、専用ホームページでは順次、最新情報を公開していく予定である。