ルノー・ジャポンは2020年12月3日、人気コンパクトカーのトゥインゴに特別仕様車の「トゥインゴ・シグネチャー(TWINGO SIGNATURE)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は217万円に設定する。
2020年4月9日に発売して好評を博し、今回再度のリリースとなった「トゥインゴ・シグネチャー」は、通常モデルのトゥインゴEDCをベースに、車名の由来である「TWIst」「sWINg」「tanGO」の3つの言葉に着想を得たタイポグラフィー(文字を主体としたデザイン)を内外装にちりばめ、トゥインゴならではの個性と感性をより際立たせたことが特徴である。
外装では、特別塗装色のブルーオセアンメタリックおよびブランクオーツメタリックを纏ったうえで、前述のタイポグラフィーを専用サイドストライプ内(ブルーオセアンメタリックはルージュストライプ、ブランクオーツメタリックはブルーストライプ)にレイアウト。また、SIGNATUREロゴ入りボディ同色サイドプロテクションモールや16インチアロイホイールといった専用アイテムを標準で装備する。ほかにも、コーナリングランプ機能付フロントフォグランプやプライバシーガラスなどを組み込んで機能性をより高めた。
内装については、前述のタイポグラフィーをシート表皮とキッキングプレートに採用したうえで、ブルー内装トリム(ダッシュボード/エアコンベゼル)やレザー調×ファブリックコンビシートを専用装備。さらに、前席シートヒーターやサブウーハー、リアシート下収納ネットなどを採用して利便性を向上させた。
パワートレインは通常モデルのトゥインゴEDCと基本的に共通で、897cc直列3気筒DOHC12Vターボエンジン(92ps/135Nm)+6速EDC(エフィシエント・デュアル・クラッチ)を搭載する。一方でタイヤは、前185/50R16、後205/45R16サイズにグレードアップした。
なお、通常モデルのトゥインゴは2021年1月1日より価格を改定。トゥインゴEDCが従来より3万円アップの204万5000円、トゥインゴSが同2万5000円アップの181万5000円に変更する。