FCAジャパンは12月1日、ジープの本格オフローダー「ラングラー(Wrangler)」の仕様変更を行い、合わせて車両価格の改定を実施した。
新車両価格は以下の通り。
スポーツ:513万円(従来モデル比14万円アップ)
アンリミテッド・スポーツ:534万円(従来モデル比14万円アップ)
アンリミテッド・サハラ3.6L:592万円(従来モデル比7万円アップ)
アンリミテッド・サハラ2.0L:606万円(従来モデル比7万円アップ)
アンリミテッド・ルビコン:628万円(従来モデル比7万円アップ)
グレードごとの変更内容を見ていこう。
まず2ドアのスポーツ(Sport)と4ドアのアンリミテッド・スポーツ(Unlimited Sport)は、外装にLEDヘッドライト/フロントLEDフォグランプ/LEDテールランプを新装備。また、機構面ではヒルディセントコントロールに加えてヒルアセントコントロールも追加したセレクスピードコントロールを採用する。さらに、安全運転支援システムとしてブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクションやParkSenseフロントパークアシストを設定した。パワートレインは従来と共通で、3604cc・V型6気筒DOHCエンジン(284ps/347Nm)+電子制御8速AT+セレクトラック4×4システムを搭載している。
次にアンリミテッド・サハラ(Unlimited Sahara)は、機構面でヒルディセントコントロールに加えてヒルアセントコントロールも追加したセレクスピードコントロールを新採用。また、安全運転支援システムとしてオートハイビームヘッドライトを装備した。パワートレインは従来と共通で、3604cc・V型6気筒DOHCエンジン(284ps/347Nm)または1995cc直列4気筒DOHC直噴ターボエンジン(272ps/400Nm)+電子制御8速AT+セレクトラック4×4システムを搭載している。
そしてアンリミテッド・ルビコン(Unlimited Rubicon)は、機構面でスロットルやトランスミッションのシフトポイント、トラクションコントロールを調整し、砂丘での高速走行や低速のロック走行時に最適なパフォーマンスを発揮するOffRoad+ボタンを新設定。また、ヒルディセントコントロールに加えてヒルアセントコントロールも追加したセレクスピードコントロールを組み込む。さらに、安全運転支援システムとしてオートハイビームヘッドライトを導入した。パワートレインは従来と共通で、3604cc・V型6気筒DOHCエンジン(284ps/347Nm)+電子制御8速AT+ロックトラック4×4システムを搭載している。
シリーズ全体としては、新ボディカラーとしてスナッズベリーP/Cを追加設定した。