ダイハツからOEM供給を受けるSUBARUの軽スーパーハイトワゴンのシフォンがマイナーチェンジ

SUBARUシフォン/シフォンカスタムが一部改良。シフォンカスタムのデザイン変更やスマートフォン連携9インチディスプレイオーディオの採用、機能装備の拡充などを実施

 SUBARUは2022年10月13日、軽スーパーハイトワゴンのシフォン/シフォンカスタムの一部改良モデルを発表した。

▲SUBARUシフォンカスタムRS(2WD) 価格:CVT 189万2000円 全長3395×全幅1475×全高1755mm ホイールベース2460mm 車重930kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費21.2km/リットル 写真のボディカラーは新色のクールバイオレットクリスタルシャイン

▲SUBARUシフォンカスタムRS(2WD) 価格:CVT 189万2000円 全長3395×全幅1475×全高1755mm ホイールベース2460mm 車重930kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費21.2km/リットル 写真のボディカラーは新色のクールバイオレットクリスタルシャイン

 

車種展開は以下の通り。

■シフォン

L:2WD138万6000円/4WD151万2500円

G:2WD156万2000円/4WD168万3000円

■シフォンカスタム

R:2WD180万4000円/4WD192万5000円

RS:2WD189万2000円/4WD201万3000円

なお、従来全グレードに付けていたスマートアシストの名称は省かれ、また従来設定していたシフォンGSスマートアシスト、シフォンカスタムR Limitedスマートアシスト/RS Limitedスマートアシストはカタログから外れている。

▲SUBARUシフォンG (2WD) 価格:CVT 156万2000円 全長3395×全幅1475×全高1755mm ホイールベース2460mm 車重910kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費22.7km/リットル 写真のボディカラーは新色のサンドベージュメタリック

▲SUBARUシフォンG (2WD) 価格:CVT 156万2000円 全長3395×全幅1475×全高1755mm ホイールベース2460mm 車重910kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費22.7km/リットル 写真のボディカラーは新色のサンドベージュメタリック

 

 ダイハツからOEM供給を受けて販売するシフォン/シフォンカスタムは、ダイハツのタント/タントカスタムをベースとするSUBARUブランドの軽スーパーハイトワゴンだ。今回の改良は、シフォンカスタムのデザイン変更やスマートフォン連携9インチディスプレイオーディオの採用、機能装備の拡充などを図ったことが特徴である。

▲シフォンカスタム・シリーズはフロントマスクを刷新。押し出し感を強めたアグレッシブな顔つきを演出する。写真はシフォンカスタムRS

▲シフォンカスタム・シリーズはフロントマスクを刷新。押し出し感を強めたアグレッシブな顔つきを演出する。写真はシフォンカスタムR

 

 まずはシフォンカスタムのデザイン変更から解説していこう。

 最大のトピックはフロントマスクの刷新で、シャープな造形のヘッドライトと一体感を持たせた横長のグリルに、横桟を組み込んだブラックの台形大型インテークをメッキ枠で囲ったバンパー、三角形の樹脂の中にフォグランプを配したサイド部などを採用して、立体感とワイド感を強調したアグレッシブな顔つきに仕立てる。リアセクションでは、バンパーのサイド部のアレンジなどを変更した。ボディカラーはシフォンカスタム専用色として、クロムグレーメタリックとクールバイオレットクリスタルシャインを新たにラインアップしている。

▲シフォンカスタム専用色としてクロムグレーメタリック(写真)とクールバイオレットクリスタルシャインを新設定。写真はシフォンカスタムR

▲シフォンカスタム専用色としてクロムグレーメタリック(写真)とクールバイオレットクリスタルシャインを新設定。写真はシフォンカスタムR

 

 内装に関しては、ブラック基調の室内に深みのあるブルーを配色し、さらにレザー面積を増やすと同時にファブリック部をブルーで仕立てたレザー調×ファブリックのシート表皮や、ピアノブラック調/メッキシフトベゼル付きのインパネセンタークラスター、メッキインナードアハンドルなどを配備して、シックかつ落ち着きのあるキャビン空間を演出した。

▲シックなブラック基調の室内に深みのあるブルーを配色

▲シックなブラック基調の室内に深みのあるブルーを配色

▲レザー面積を増やすと同時にファブリック部をブルーで仕立てたレザー調×ファブリックのシート表皮を採用

▲レザー面積を増やすと同時にファブリック部をブルーで仕立てたレザー調×ファブリックのシート表皮を採用

 

 シリーズ全体の改良に話を移そう。

 機能面では、Lグレードを除く全車に電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドを標準で装備。また、メーカーオプションとしてApple CarPlay/Android Autoとの接続が可能な9インチのディスプレイオーディオをSUBARUの軽自動車として初めて採用する。さらに、内装はドアトリムおよび助手席トレイのキルティングを緻密なテクスチャ形状に変更するとともに、インストルメントパネルの加飾パーツ色を従来よりも深みのあるブルーに刷新。ラゲッジルームには上下2段調節式デッキボードを配備し、さらにラゲッジ側からも後席のシートスライドが可能なレバーを新設した。シフォン専用のボディカラーとして、サンドベージュメタリックとホワイト/サンドベージュメタリックを新たに設定したこともトピックだ。

▲シフォン専用のボディカラーとしてサンドベージュメタリックとホワイト/サンドベージュメタリック(写真)を新たに設定。写真はシフォンG

▲シフォン専用のボディカラーとしてサンドベージュメタリックとホワイト/サンドベージュメタリック(写真)を新たに設定。写真はシフォンG

▲シフォンはドアトリムおよび助手席トレイのキルティングを緻密なテクスチャ形状に変更するとともに、インストルメントパネルの加飾パーツ色を従来よりも深みのあるブルーに刷新

▲シフォンはドアトリムおよび助手席トレイのキルティングを緻密なテクスチャ形状に変更するとともに、インストルメントパネルの加飾パーツ色を従来よりも深みのあるブルーに刷新

▲メーカーオプションとしてApple CarPlay/Android Autoとの接続が可能な9インチのディスプレイオーディオをSUBARUの軽自動車として初めて採用する

▲メーカーオプションとしてApple CarPlay/Android Autoとの接続が可能な9インチのディスプレイオーディオをSUBARUの軽自動車として初めて採用する

▲ラゲッジルームには上下2段調節式デッキボードを配備。デッキボードは取り外して使用することも可能

▲ラゲッジルームには上下2段調節式デッキボードを配備。デッキボードは取り外して使用することも可能

▲ラゲッジ側からも後席のシートスライドが可能なレバーを新設する

▲ラゲッジ側からも後席のシートスライドが可能なレバーを新設する

 

 パワートレインは基本的に従来と共通で、KF型658cc直列3気筒DOHC12Vエンジンの自然吸気(最高出力52ps/6900rpm、最大トルク6.1kg・m/3600rpm)とインタークーラー付ターボ(最高出力64ps/6400rpm、最大トルク10.2kg・m/3600rpm)の2機種を設定。組み合わせるトランスミッションには、CVTのみを採用している。

 

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