マセラティ ジャパンは2020年12月14日、ラグジュアリーSUVの高性能バージョンのレヴァンテ トロフェオに特別仕様車の「レヴァンテ トロフェオ トリコローレ」をラインアップし、限定5台で発売すると発表した。車両価格は2400万円に設定する。
今回の限定モデルは、COVID-19で一時閉鎖を余儀なくされたイタリア全土の工場が生産を再開したのを祝して設定された特別仕様車で、伊マラネロのフェラーリ工場で製造した3799cc・V型8気筒DOHC直噴ツインターボエンジン(434ps/734Nm)を搭載するレヴァンテ トロフェオをベースに、イタリアの国旗をモチーフとした緑/白/赤の三色のトリコローレカラーを内外装に採用したことが特徴である。
まずエクステリアでは、メタルシェント・ペイントのグリジオ・マラテアのボディカラーを基調に、美しい手描きのトリコローレのストライプをフロントフードからルーフ、リアにかけて配備。また、ネリッシモ・パックやオリオーネ・スタッガード・ダークミロン22インチ鋳造アロイホイール、レッドキャリパーなどを組み込んで、よりラグジュアリーかつスペシャルなルックスへと昇華させた。
一方、内装では黒のピエノフィオーレレザーに赤と緑の特別なステッチを配し、またシートのセンターには白地にローマ数字で2020を意味する“MMXX”のデザインを加えて、特別なトリコローレカラーを演出する。さらに、ハイグロス・カーボンファイバートリムとカーボンシフトパドルを特別装備。機能面では、フォーゾーン・クライメートコントロールやBowers&Wilkins高性能サラウンドシステム、電動リアサイド・サンブラインド、トラフィックサインレコグニション、リアゲート用キックセンサーなどを標準で採用した。