ロータスが新型電動SUV「エレトレ」の詳細を10月25日に発表すると予告

ロータス初の電動SUVとなる新型車「エレトレ」の販売市場、車両価格、仕様などに関する詳細を本国UK時間10月25日13時～にオンライン発表するとアナウンス。デザインやパフォーマンス面の内容も披露する予定

　英国ロータスカーズは2022年10月18日（現地時間）、ブランド初の電動SUVモデルとなる新型車の「エレトレ（Eletre）」の詳細を、UK時間10月25日13時、ヨーロッパ時間14時、中国時間20時、そして日本時間21時からグローバルブロードキャストにて発表すると予告した。

▲ブランド初の電動SUVモデルとなるロータス・エレトレ。デザインやテクノロジー、ダイナミックパフォーマンスの詳細のほか、世界の主要市場の範囲、車両価格、仕様に関する完全な内容がUK時間10月25日13時にオンライン発表される

　エレトレはコードネーム「タイプ132」として開発してきたEセグメントの電動SUVで、本拠地の英国へセルで企画および開発を行い、スウェーデンやドイツなどのエンジニアリングチームとともにテストを実施。そして、中国・武漢の新工場において生産するという、グローバルな体制を構築してブランド初の電動SUVを生み出している。なお、ロータス車の伝統に則って“E”の頭文字で始まる「Eletre」の車名は東ヨーロッパ言語に由来し、英語では「Coming to Life」を意味。ロータスにとって初めてづくしの新型車であることから、“再生する”“活気づく”という旨趣のネーミングを冠した。

　デザイン面に関しては、英国ウォリックシャーに居を構え、昨年まではジーリー（吉利）デザインUKを名乗って本年1月に改組した、ロータステクノロジークリエイティブセンター（LTCC）が担当。本年3月に初公開されたプロタイプは、ボディサイズを全長5103×全幅2135×全高1630mm／ホイールベース3019mmに設定していた。

　また、プロトタイプはアルミニウム材と高張力鋼板で構築したスケートボード構造のエレクトリックプレミアムアーキテクチャー（Electric Premium Architetcuture＝EPA）プラットフォームに、フロントアクスルに1基、リアアクスルに1基のモーターを配して4WDを構成し、総電力量100kWh超の駆動用バッテリーと組み合わせた800VのEVシステムを搭載。システム最高出力は600hp（608.3ps）以上を目標値とし、性能面では最高速度が260km/h、0→100km/h加速が3.0秒以下、そして航続距離がWLTPモードで600kmを目指すとしていた。

　今回のオンライン発表では、デザインやテクノロジー、ダイナミックパフォーマンスの詳細のほか、世界の主要市場の範囲、車両価格、仕様に関する完全な内容も披露するという。果たして、ロータス初の電動SUVがどのようなスペックを掲げて登場するのか――。期待して待ちたい。