メルセデス・ベンツのプレミアムアウトドアミニバンがMBUXを標準装備

ポップアップルーフを専用装備したメルセデス・ベンツのプレミアムアウトドアミニバン「V220d Marco Polo HORIZON」が一部改良を実施。対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を新設定

 メルセデス・ベンツ日本は2021年1月13日、プレミアムアウトドアミニバンの「V220d Marco Polo HORIZON(マルコポーロ・ホライゾン)」を商品改良し、同日より予約注文の受付を開始した。車両価格は957万円に設定。ユーザーへの納車は本年1月末頃を予定する。

▲メルセデス・ベンツV220d Marco Polo HORIZON 価格:7SATC957万円 全長5150×全幅1930×全高1960mm パワートレインは2142cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(163ps)+7Gトロニック・プラスを搭載
▲メルセデス・ベンツV220d Marco Polo HORIZON 価格:7SATC957万円 全長5150×全幅1930×全高1960mm パワートレインは2142cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(163ps)+7Gトロニック・プラスを搭載

 V220d Marco Polo HORIZONは、既存のV220dロングをベースに、専用開発のポップアップルーフおよび2名まで使用可能なベッド、ロールアップ機能を備えたサイドオーニング(右側)、最大230度回転する機能を内蔵した運転席と助手席、フルフラット機能付きの3列目ベンチシート(アンダーシートボックス付)、収納式のセンターテーブル(スライド、取り外し可能)、リレー式のサブバッテリーなど、居住性と利便性をより高めるアイテムを特別装備して、アウトドアで使用する際の楽しさをいっそう向上させたことが特徴のモデルである。

▲対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備。ダッシュボード中央には10.25インチのワイドスクリーンを配する。日本導入モデルのハンドル位置は右
▲対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備。ダッシュボード中央には10.25インチのワイドスクリーンを配する。日本導入モデルのハンドル位置は右

 今回の改良は、最新の対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)」を標準装備化したことが最大の特徴だ。ダッシュボード中央には10.25インチのワイドスクリーンを配し、ボイスコントロールは「Hi, Mercedes(ハイ,メルセデス)」をキーワードに起動。自然対話式音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報)に加え、クライメートコントロールや各種ヒーター、照明など多様な便利機能にも対応している。

▲従来と同様に専用開発のポップアップルーフおよび2名まで使用可能なベッドやロールアップ機能を備えたサイドオーニング(右側)を標準で装備する
▲従来と同様に専用開発のポップアップルーフおよび2名まで使用可能なベッドやロールアップ機能を備えたサイドオーニング(右側)を標準で装備する

 従来と同様、安全装備も充実しており、先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を標準で装備。さらに、LEDインテリジェントライトシステムやブラインドスポットアシスト、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック、レーンキーピングアシスト、アクティブブレーキアシスト(歩行者検知機能付)、PRE-SAFEなどの最新セーフティ機構も標準で採用する。

▲運転席および助手席には最大230度回転する機能を内蔵し、後ろ向きにシートを設定することで後席との対面レイアウトを実現した
▲運転席および助手席には最大230度回転する機能を内蔵し、後ろ向きにシートを設定することで後席との対面レイアウトを実現した

 パワートレインに関しては基本的に従来と共通で、OM651型2142cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(163ps/380Nm)+7Gトロニック・プラス(電子制御7速AT)を搭載して後輪を駆動(FR)。足回りには、走行状況に応じて減衰力が変化するセレクティブダンピングシステムを組み込んだ「AGILITY CONTROLサスペンション」を標準で採用している。

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