ゼネラルモーターズ・ジャパンは2021年1月16日、ミドルサイズ6名乗り3列シートSUVのキャデラックXT6を仕様変更して発売した。車種展開はXT6プラチナムの1グレード構成で、車両価格は従来比15万円アップの885万円に設定する。
今回の仕様変更は、新ボディカラーの設定や装備の見直しなどが特徴だ。
まずボディカラーには、濃紺のダークムーンブルーメタリックとグレートーンのワイルダーメタリックの新色2タイプを加え、計5タイプの設定とする。また、有償/無償カラーの区別を外してカラー選択の自由度を高めた。
機構面では、ヒルホールド&スタートアシストを新採用。登り坂での安全性をより引き上げた。
パワーユニットに関しては基本的に従来と共通で、3649cc・V型6気筒DOHC直噴ガソリンエンジン(314ps/6700rpm、368Nm/5000rpm)を搭載。トランスミッションには9速ATを組み合わせ、駆動システムはモードセレクト機能(ツーリング/AWD/スポーツ/オフロード)付トルクベクタリングAWDのインテリジェントAWDシステムを採用している。