ホンダが新型ヴェゼルの先行情報を特設ホームページで公開。発売は本年春を予告

ホンダのクロスオーバーSUV「ヴェゼル」が今春にフルモデルチェンジ。その先行情報を特設ホームページで公開。2月18日にはデザインをオンラインで披露すると発表

 ホンダは2021年1月18日、8年ぶりの全面改良となる第2世代の新型ヴェゼル(VEZEL)の先行情報を特設ホームページで公開し、今春に発売すると予告。また、2月18日12:30よりYouTubeにてデザインをオンライン発表するとアナウンスした。
 今回、特設ホームページで公開された車両の画像は5点。Cピラーからリアハッチにかけての横方向からのアップ、後方から見たルーフ部、e:HEVのエンブレム、オーディオのスピーカー(ツイーター)、大型ディスプレイとスマートフォンの連携という内容だ。

▲より傾斜角が強くなったCピラー。クーペ的なルックスに磨きをかけたことが予想される。リアセクションも現行モデルより伸びているようだ
▲より傾斜角が強くなったCピラー。クーペ的なルックスに磨きをかけたことが予想される。リアセクションも現行モデルより伸びているようだ

 Cピラーからリアハッチにかけてのアップでは、現行モデルよりも傾斜角が強くなり、よりスポーティなクーペ的フォルムを採用していることが見てとれる。リアスポイラーは、ルーフ形状との一体感がより増しているようだ。上下に薄くなったリアコンビネーションランプの新アレンジも確認できる。

▲後席キャビンまでを覆う大型のガラスルーフを採用。ボディとトップを塗り分けた2トーンの外装色も設定される見込みだ
▲後席キャビンまでを覆う大型のガラスルーフを採用。ボディとトップを塗り分けた2トーンの外装色も設定される見込みだ

 後方から見たルーフ部では、「すべての人に、光と風を」というキャッチのもと、後席キャビンまでを覆う大型のガラスルーフを新たに採用している。また、ルーフをブラックで仕立てていることから、2トーンのボディカラーが設定される見込みだ。

▲進化版のe:HEVシステムの搭載が予想される。ベースユニットは現行フィットの2モーター方式1.5リットルエンジンになるだろうか
▲進化版のe:HEVシステムの搭載が予想される。ベースユニットは現行フィットの2モーター方式1.5リットルエンジンになるだろうか

 e:HEVのエンブレムでは、「電気がもたらすあたらしい移動体験」というフレーズを記載していることから、進化版のハイブリッドシステムの搭載が予想される。ベースユニットは、現行フィットの2モーター方式1.5リットルエンジンになるだろうか。現行ヴェゼルに設定するVTECターボエンジンの行末も注目したいところだ。

▲ツイーターと思われる音響装置が後席キャビンのドア部に配される
▲ツイーターと思われる音響装置が後席キャビンのドア部に配される

 スピーカーの画像には、「五感にひびく、感動を」というキャッチが据えられる。ツイーターと思われる音響装置は、後席キャビンのドア部に配置。前席だけではなく、後席の乗員も最上のサウンドが楽しめるという主張だろう。

▲スマートフォンとの連携によるコネクテッド機能の進化にも期待したい
▲スマートフォンとの連携によるコネクテッド機能の進化にも期待したい

 そして、大型ディスプレイとスマートフォンの連携の画像では「外の世界とシームレスにつながる最新技術」のコピーが付せられる。インパネ中央に配したディスプレイは、現行フィットと同様に大画面で、かつスイッチ類が少ないことからスムーズでシンプルな操作性を有していることが予想される。スマートフォンとの連携および新アプリによるコネクテッド機能が、どれくらい進化しているのかも注目ポイントだ。

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