FCAジャパンは2021年2月2日、アバルト595に特別仕様車の「595モンスターエナジー・ヤマハ(595 Monster Energy Yamaha)」を設定し、同日より特設サイトを通じて予約受付を開始した。
車種展開および販売台数は以下の通り。
595モンスターエナジー・ヤマハ/5MT/右ハンドル:340万円(販売台数20台)
595モンスターエナジー・ヤマハ/5MT/左ハンドル:340万円(販売台数20台)
595モンスターエナジー・ヤマハ/5MTA/右ハンドル:357万円(販売台数20台)
なお、応募多数の場合は抽選にて購入者を決定する。
今回の限定モデルは、2015年から続いているアバルトとエナジードリンクのモンスターエナジー、そしてヤマハファクトリーレーシングとのコラボレーションによって実現した、アバルト595のスペシャルバージョンだ。販売台数は世界限定2000台で、そのうちの60台が日本に導入される。
ベースとなったのは、ハイチューンの1368cc直列4気筒DOHC16Vインタークーラー付ターボエンジン(165ps/230Nm)を搭載する595ピスタ(595 Pista)で、ここに二輪ロードレースの世界最高峰MotoGPに参戦しているモンスターエナジー・ヤマハMotoGPのファクトリーマシン「YZR-M1」をオマージュした特別な仕様・装備を組み込んでいる。
まず外装では、ボディカラーにNero Scorpione(ブラック)とBlu Podio(ブルー)を組み合わせた専用ビコローレ(2トーン)を採用。そして、モンスターエナジーのアイコンである「クロー(爪痕)」のボンネットステッカーやモンスターエナジー・ヤマハMotoGPロゴサイドステッカー、YAMAHA FACTORY RACINGロゴステッカーを配して、ファクトリーマシンの雰囲気をアバルト595で再現する。さらに、足もとにはブラック塗装の専用17インチ14スポークアルミホイール+205/40R17タイヤとブラック仕上げのブレーキキャリパーを、排気系にはパワフルなサウンドとアグレッシブなドライビングフィールを演出するハイパフォーマンスエグゾーストシステム「レコードモンツァ(Record Monza)」を装備した。
インテリアに関しては、モンスタークローおよびYAMAHA FACTORY RACINGロゴをあしらったブルーアクセントカラー入りファブリック表皮の専用スポーツシートを装着したことがトピック。さらに、専用インストルメントパネル(ブラック仕上げ/ブルーライン入り)や専用フロアマット、限定車ロゴプレート(センターコンソール)といったスペシャルアイテムを組み込んでいる。