BMWジャパンは2021年2月5日、プレミアムコンパクトカーのミニに特別仕様車「ピカデリー・エディション(Piccadilly Edition)」をラインアップし、同日より販売を開始した。生産は本年2月末までの期間限定。ユーザーへの納車は本年2月中旬以降を予定している。
車種展開は以下の通り。
ミニ・クーパー・3ドア・ピカデリー・エディション:369万円
ミニ・クーパーD・3ドア・ピカデリー・エディション:382万円
ミニ・クーパー・5ドア・ピカデリー・エディション:386万円
ミニ・クーパーD・5ドア・ピカデリー・エディション:399万円
今回の限定車は、英国ロンドンの由緒あるストリートの名を冠して1986年に発売したクラシックミニの特別仕様車「ミニ・ピカデリー」をモチーフに、現行のニューミニを使って再解釈したことが特徴である。ベース車には、1498cc直列3気筒DOHCガソリンターボエンジン(136ps/220Nm)+7速DCTのパワーユニットを搭載するミニ・クーパーの3ドアと5ドア、1496cc直列3気筒DOHCディーゼルターボエンジン(116ps/270Nm)+7速DCTのパワーユニットを搭載するミニ・クーパーDの3ドアと5ドアを採用した。
まず外装では、“Piccadilly”レタリングをリアサイドとリアハッチに、専用ピンストライプをボンネットに、専用ストライプをサイドボディに貼付。また、スモールサイドスカットルとしてBlack JackまたはUnion Jackを配する。さらに、LED ヘッドライトやLED リアコンビランプ(ユニオンジャックデザイン)を標準で装備した。ボディカラーはペッパーホワイト・ソリッド(ブラック・ルーフ&ミラーキャップ)、チリレッド・ソリッド(ホワイト・ルーフ&ミラーキャップ)、スターライトブルー・メタリック(ホワイト・ルーフ&ミラーキャップ)、ムーンウォークグレー・メタリック(ブラック・ルーフ&ミラーキャップ)の4タイプを設定している。
内装については、“Piccadilly”デカールを配したピアノブラック・インテリアサーフェスやレザレット・シート カーボン・ブラックを特別装備。また、前席スポーツシート(ヒーター機構付き)、ストレージ・コンパートメント・パッケージ、MINIエキサイトメント・パッケージ、ライト・パッケージなどを標準で組み込んだ。
先進安全装備の拡充も訴求点で、リアPDC(パーキング・ディスタンス・コントロール)やリアビュー・カメラ、コンフォート・アクセスを標準で採用。さらに、3年プランのメンテナンス・サービス・パッケージ「MINI TLC. ライト・パック」を標準で付帯している。