グループPSAジャパンは2021年2月8日、プジョー・ブランドのコンパクトSUVの2008に特別仕様車「2008 GTドライブエディション(2008 GT Drive Edition)」を新設定し、同時に通常モデルのグレード体系の変更を図って、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
2008アリュール:302万円
2008 GT:341万円
2008 GTドライブエディション:359万円
e-2008アリュール:431万円
e-2008 GT:470万円
なお、従来のGTラインはGTに名称変更している。
新設定の2008 GTドライブエディションから解説しよう。まず足もとには、従来e-2008 GTライン(現e-2008 GT)のみに採用していた18インチアロイホイール“BUND”(バネ下軽量化と空気抵抗を軽減するための樹脂製インサート付き)および215/55R18タイヤを装着。また、内装には抜群の開放感が楽しめるパノラミックサンルーフを標準で組み込む。さらに安全運転支援システムとして、車庫入れや縦列駐車時にステアリング操作を自動で行いドライバーのストレスを軽減するパークアシストを2008として初設定した。
グレード体系では、前述した通り従来のGTラインをGTに名称変更したほか、アリュールにGTと同仕様のフロントフォグランプを追加設定している。
パワートレインに関しては基本的に従来と共通で、2008に“PureTech”1199cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力130ps/5500rpm、最大トルク230Nm/1750rpm)+EAT8(電子制御8速AT)を、e-2008にフロントモーター(最高出力100kW/5500rpm、最大トルク260Nm/300~3674rpm)+リチウムイオン電池(総電力量50kWh)+1段固定式ATを搭載した。