マセラティが新型グラントゥーリズモのオープンモデルとなる「グランカブリオ」のプロトタイプとテスト風景の画像を公開。パワーユニットにはガソリンエンジンと100%電動ソリューションを搭載する予定
伊マセラティは2022年10月25日(現地時間)、新世代のオープン4シーターモデルとなる「グランカブリオ(GranCabrio)」のプロトタイプとテスト風景の画像を公開した。
今回公開されたグランカブリオのプロトタイプは、本年10月3日に市場デビューを果たした新世代2ドアGTクーペ「グラントゥーリズモ(GranTurismo)」のオープン仕様となるモデルで、パワーユニットにはガソリンエンジンと100%電動ソリューションを搭載する予定。マセラティは2030年までに全車両を電動化モデルに移行する「フォルゴーレ戦略」を掲げており、前述のグラントゥーリズモ、そしてグランカブリオはその第一歩となる先駆車に位置しているという。
カモフラージュされたプロトタイプの画像からは、2ドアの流麗なオープンボディに4シーターのキャビンレイアウト、グラントゥーリズモと同イメージで仕立てたフロントビューと前後のLEDランプデザインに、ブラックのソフトトップや新造形のリアカウルトップなどを配していることが確認できる。リアディフューザー内に4本出しのマフラーエンドを組み込んでいることから、撮影車はガソリンモデルのプロトタイプだろう。
なお、グランカブリオは現在、最終調整に必要なデータを収集するため、様々な使用条件下で公道やサーキットでの走行テストを繰り返しているとのこと。市場デビューは2023年を予定している。