三菱自動車が新型アウトランダーPHEVを本年11月よりアメリカとカナダで販売開始。12月にはプエルトリコでも発売
三菱自動車は2022年11月1日、旗艦クロスオーバーSUVの新型アウトランダーPHEVを本年11月よりアメリカとカナダで販売開始すると発表。合わせて、12月からはプエルトリコでも発売するとアナウンスした。
北米市場における新型アウトランダーはガソリンモデルが2021年に発売され、累計で7万台以上を販売している。また、先代より設定したアウトランダーのPHEVモデルは、北米で約3万台を売り上げている。
新たに設定された北米市場のアウトランダーPHEVは、スタンダードモデルのES、20インチ2トーンアロイホイールやヒーテッド機構付きフロントシートなどを装備したSE、パノラミックサンルーフやBoseプレミアムオーディオシステムなどを加えたSEテクノロジー、レザーシートや3ゾーンオートマチックACなどを採用したSEL、ヒーテッド機構付きステアリングやヘッドアップディスプレイなどを加えたSELツーリング、セミアニリンプレミアムレザーシートやブラックペイントルーフなどを配したSELプレミアムをラインアップ。さらに、三菱自動車の北米進出40周年を記念した特別仕様車の40thアニバーサリーエディションを用意する。車両価格は3万9845~4万9995ドル(約588~738万円)に設定した。
パワートレインに関しては基本的に日本仕様と共通で、2.4リットル直列4気筒DOHC16V・MIVECエンジン(125kW/167~171lb.ft)+フロントモーター(85kW/255Nm)+リアモーター(100kW/195Nm)+リチウムイオン電池(総電力量20kWh)で構成するツインモーター4WDを採用。EV走行距離は現地モードで38マイルを実現した。
なお、三菱自動車は今後も新型アウトランダーPHEVの海外展開を拡大すると予告している。