トヨタは新型ヤリスが2021年のヨーロッパカーオブザイヤーに選ばれた、と発表した。
2021年のヨーロッパカーオブザイヤーは、欧州全域から59人の自動車ジャーナリストが審査員として選出。ヤリスは、2000年にトヨタにとって初めてのヨーロッパカーオブザイヤーに選ばれてから21年後に、再びこの賞を受賞した。
新型ヤリスの評価ポイントは、スムーズなドライブフィールや低排出ガス、手頃な価格のハイブリッド技術といった点。ちなみに新型ヤリスは80%以上のユーザーがハイブリッドを選択している。GRヤリスの発売も審査員の高評価を獲得したポイントで、欧州全体のホットハッチ市場を再燃させるトヨタの熱意が特に高く評価された。
トヨタモーターヨーロッパのエグゼクティブバイスプレジデントであるマットハリソンは「これはトヨタにとって大きな名誉であり、審査員の検討と認識に感謝したいと思います。また、この機会を利用して、ヨーロッパと日本の開発チームの情熱を認識したいと思います。これは史上最高のヤリスであり、豊田章男が意図したとおり、すでにお客様の笑顔になっています。」とコメントした。
トヨタのヨーロッパカーオブザイヤー受賞は、これで3度目。2000年に1stヤリス、2005年にプリウス、そして今回の新型ヤリスである。