BMWジャパンは2021年3月2日、プレミアムコンパクトSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)のミニ・クロスオーバーに特別仕様車の「ミニ・クロスオーバー・ボードウォーク・エディション(MINI Crossover BOARDWALK EDITION)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は495万円の設定で、販売台数は200台限定。ユーザーへの納車は本年3月末以降を予定している。
今回の特別仕様車は、パワーユニットに1995cc直列4気筒DOHCディーゼルターボエンジン(150ps/350Nm)+8速ATを搭載する通常モデルのミニ・クーパーD・クロスオーバーをベースに、ブルーをテーマカラーに据えた特別装備を内外装の随所に盛り込んだことが特徴。グレード名は主に水辺周辺に設置される板張りを意味する「Boardwalk」に由来し、 専用パーツはボードウォークの板目をモチーフにデザインした。
まず外装では、ミニ・クロスオーバーとして初導入となる、深い湖の色や水辺の空を想起させる特別なブルーの限定色「ディープ・ラグナ・ブルー・メタリック」を採用。また、BOARDWALK EDITION専用ルーフステッカーや専用サイドスカットル、専用ドアシルプレート、ピアノブラック・エクステリア、ブラック・ルーフ&ミラーキャップ、ハイグロスブラック・ルーフレール&サイドシルフィニッシャーなどを特別装備する。足もとには、18インチアロイホイール・ピンスポーク・ブラックを組み込んだ。
内装については、BOARDWALK EDITION専用ステッカー付インテリアサーフェス・ピアノブラックやクロス/レザレット ブラックパール/カーボンブラック表皮スポーツシート、フロントシートシーター、ヘッドアップディプレイ、マルチディスプレイ・メーターパネルを特別装備。また、機能面ではスマートフォン・インテグレーションやワイヤレス・パッケージ、MINIドライバー・サポート・デスク(有効期間3年間)、MINIドライビングモードなどを標準で採用する。さらに、安全運転支援システムとしてリアビューカメラやフロント&リアPDC(パークディスタンスコントロール)、パーキングアシストなどを組み込んだ。