FCAジャパンは2021年3月16日、ジープの本格オフローダー「ラングラー・アンリミテッド(Wrangler Unlimited)」に特別限定モデルの「ラングラー・アンリミテッド・スポーツ・アルティテュード(Wrangler Unlimited Sport Altitude)」をラインアップし、3月27日より発売すると発表した。車両価格は544万円の設定で、販売台数は300台の限定だ。
今回の限定モデルは、3604cc・V型6気筒DOHCエンジン(284ps/347Nm)+電子制御8速AT+セレクトラック4×4システムを搭載する通常モデルのアンリミテッド・スポーツ3.6Lをベースに、“BLACK LABEL”と称する内外装の特別な仕上げや、ベース車には未設定のボディカラーを採用するなど、通常モデルとはひと味違った個性を付与したことが特徴である。
まず外装では、専用ボディカラーとして80 周年限定車のカラー投票で第2位に選ばれたスナッズベリーP/C(販売台数100台限定)と、通常は「ルビコン」のみに設定されるスティンググレーC/C(同100台限定)、人気のブライトホワイトC/C(同100台限定)の3タイプを設定。ここに、艶感のあるグロスブラック仕上げを施した7スロットグリル/ヘッドライトベゼル/フォグランプベゼルやマットブラック塗装のJeepバッジ/TRAIL RATEDバッジ、グロスブラックカラーで仕立てた17インチアルミホイール(タイヤは245/75R17オールテレイン)を特別装備し、精悍な印象をいっそう高めた。
インテリアに関しては、グロスブラック仕上げのインストルメントパネルを組み込んで外装とのトータルコーディネートを図るとともに、夏には断熱効果を、冬には保温効果を発揮してキャビンの快適性を高めるMopar製ハードトップヘッドライナーを特別装備。ベース車と同様、本革巻きステアリングホイールやApple CarPlay/Android Auto対応オーディオシステム(Uconnect)7インチタッチパネルモニター、フルカラー7インチマルチビューディスプレイ、リアドームオーバーヘッドLEDランプなどのアイテムも標準で採用している。