ルノー・ジャポンが『ほぼ日刊イトイ新聞』とタッグを組んで、新型カングーを移動式販売車に仕立てて全国を回る「ほぼ日カングーKIOSKがあなたの街にやってくる!」を実施
ルノー・ジャポンは2022年10月28日、『ほぼ日刊イトイ新聞』(通称「ほぼ日」)とコラボレーションして、新型カングーを移動式販売車に仕立てて全国を回る「ほぼ日カングーKIOSKがあなたの街にやってくる!」を実施すると発表した。
KIOSK(キオスク)は英語で簡易構造物を意味し、欧米では公園や繁華街の道沿いに設置したKIOSKで小売りの商人たちが新聞や雑誌、飲料、菓子などを販売している。日本ではJRグループの駅構内にある小売店のネーミングで有名だろう。今回の企画では、カングー・ジャンボリー2022で披露されたばかりの日本仕様モデルの新型カングーを移動式のKIOSKに仕立て、観音開きのダブルバックドアを活用して商品を展開。商品としては、ほぼ日のヒットアイテムである「ほぼ日手帳」や、ルノー・ジャポンと人気のカットソーブランド「FilMelange(フィルメランジェ)」が製作したスペシャルアイテム、ルノー・カングーに似合うサングラスをテーマに横浜の眼鏡店「素敵眼鏡MICHIO」と開発したKanglassesなど、数多くのオリジナルアイテムを販売する。なお、出店情報はルノー・ジャポン公式ウェブサイトや「ほぼ日」のウェブサイトに掲載している。
ちなみに、日本仕様の新型カングーは欧州仕様の乗用車モデルに採用する上ヒンジ式のバックドアとは異なり、観音開き式のダブルバックドアを装備。今回のKIOSKバージョンは、ジョンアグリュムと称するイエローのボディカラーを纏う。日本仕様の新型カングーのボディサイズは全長4490×全幅1860×全高1810mm、ホイールベース2715mmに設定。パワーユニットには1333cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン(最高出力130ps/5000rpm、最大トルク240Nm/1600rpm)と、1460cc直列4気筒OHC直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力116ps/3750rpm、最大トルク270Nm/1750rpm)を設定し、いずれのユニットも7EDC(電子制御7速AT)のトランスミッションと組み合わせて前輪を駆動(FF)する。ハンドル位置は右で、乗車定員は5名。先進安全装備としてストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロールや、アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)、レーンセンタリングアシスト(車線中央維持支援)、ブラインドスポットインターベンション(後側方車両衝突防止支援)などを組み込んでいる。