「オールテレーン・スーパースポーツカー」を謳うランボルギーニ・ウラカンのオフロード志向モデルが11月30日のアンベールを予告

ランボルギーニがウラカン・シリーズのV10エンジン搭載・全輪駆動車でオフロード仕様の「ウラカン・ステラート」を本年11月30日に米国のアート・バーゼル・マイアミで初公開すると発表。合わせてエクステリアの先行画像を披露

 伊アウトモビリ・ランボルギーニは2022年11月14日(現地時間)、ウラカン・シリーズのオフロード志向モデル「ウラカン・ステラート(Huracán Sterrato)」を本年11月30日に米国のマイアミで開催されるアート見本市「アート・バーゼル・イン・マイアミ・ビーチ2022」で初公開すると発表。合わせてエクステリアの先行画像を披露した。

▲ランボルギーニがウラカン・シリーズのV10エンジン搭載・全輪駆動車でオフロード志向モデルの「ウラカン・ステラート」を本年11月30日に米国マイアミで初公開すると発表。合わせてエクステリアの先行画像を披露する

▲ランボルギーニがウラカン・シリーズのV10エンジン搭載・全輪駆動車でオフロード志向モデルの「ウラカン・ステラート」を本年11月30日に米国マイアミで初公開すると発表。合わせてエクステリアの先行画像を披露する

 

 今回発表されるウラカン・ステラートは、「オールテレーン・スーパースポーツカー」を標榜する、既存のウラカンをベースとした5.2リットルV10エンジン搭載・全輪駆動のクロスオーバー車。BRAVE(勇敢)、AUTHENTIC(本物)、UNEXPECTED(予想外)というブランド理念のもと、アスファルトを離れて非舗装・ダートの路面でも最高の走りを楽しめる新ジャンルのスーパースポーツカーに仕立てているという。ちなみに、イタリア語のSterratoを日本語に訳すと「(地面を)掘り返した、掘削した」の意。今回の車名では、ダートやオフロードを掘り起こしながら走破するという意味が込められているようである。

▲披露された画像からはサスペンションストロークの延長による最低地上高のアップやオフロード志向のタイヤの装着、アンダーガードの設定などが見て取れる

▲披露された画像からはサスペンションストロークの延長による最低地上高のアップやオフロード志向のタイヤの装着、アンダーガードの設定などが見て取れる

 

 公開された画像からは、サスペンションストロークの延長による最低地上高のアップや、オフロード志向のタイヤの装着、前後およびサイドへのアンダーガードの設定、前後オーバーフェンダーの採用、ミッドシップ配置のエンジンカウル上部へのエアインテークの設置などが確認できる。フロント前部に配した2分割式のLEDフォグランプやトップ部に組み込んだルーフレールなどは、クロスオーバーモデルらしいアレンジだ。

▲フロント前部には視認性を高める2分割式のLEDフォグランプを装備

▲フロント前部には視認性を高める2分割式のLEDフォグランプを装備

 

 ウラカン・ステラートについては、すでにカモフラージュしたプロトタイプの走行画像が3本公開されている。走行および耐久試験なども着々と進んでいるようだ。果たして、ウラカン初のオフロード仕様がどのようなスペックを掲げて登場するのか――。今から期待が膨らむ。

▲イエロー/オレンジ/ブルーを基調にカモフラージュしたプロトタイプの走行画像。コクピットの一部も確認できる

▲イエロー/オレンジ/ブルーを基調にカモフラージュしたプロトタイプの走行画像。コクピットの一部も確認できる

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