日産自動車は2021年4月19日、“ニッサン インテリジェント モビリティ”の象徴であるリーフの商品改良を行い、今夏に発売すると発表した。
車種展開は以下の通り。
■バッテリーサイズ40kWh
S:332万6400円
X:382万5800円
X・Vセレクション:406万3400円
G:419万3200円
NISMO:429万8800円
アーバンクロム:411万8400円
■バッテリーサイズ62kWh
e+X:441万7600円
e+G:499万8400円
e+アーバンクロム:471万200円
今回の商品改良は、内外装の一部仕様向上や新グレード「アーバンクロム」の追加設定などがメインメニューだ。
新設定の「アーバングレード」から見ていこう。
ベースモデルはX・Vセレクションおよびe+Xグレードで、外装には漆黒フロントグリルやブラックカラーのサイドターンランプ付電動格納式リモコンブラックドアミラー(ドアロック連動格納機能付)、17インチダークアルミホイール(タイヤは215/50R17 91V)などを専用装備して、従来グレードとはひと味違う上質でシックなスタイルを創出。一方、内装ではエアコン吹き出し口にシルバーフィニッシャーの加飾を施すなど、細部にまでこだわったデザインに仕立てた。
シリーズ全体の仕様向上に関しては、ボディカラーにバーガンディー/スーパーブラックと暁-アカツキ-サンライズカッパー/スーパーブラックという2タイプの2トーンカラーを追加したことがトピック。また、新ブランドロゴへの刷新やVモーショングリルのブラック化なども実施した。
内包するインテリアは、新たにJIS/ISO規格に沿って抗菌効果が実証された素材を使用した抗菌仕様シートや抗菌仕様ステアリングなどをX系グレード、XV系グレード、G系グレード、アーバンクロムに標準装備したことが訴求点。また、プラズマクラスター技術搭載フルオートエアコンや高性能フィルター(花粉・におい・アレルゲン対応タイプ)を設定して、快適性をいっそう向上させた。
パワートレインは基本的に従来と共通で、標準仕様に110kW/320Nmを発生するEM57型モーターと総電力量40kWhの駆動用リチウムイオンバッテリー、e+モデルに160kW/340Nmを発生するEM57型モーターと総電力量62kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載している。