BMW X2・xドライブ20d／M35iが装備内容を変更して魅力度アップ

BMWのプレミアムコンパクトクラスSACのX2・xドライブ20d／M35iが仕様変更を実施。X2シリーズ全体の車種展開の見直しも敢行

　BMWジャパンは2021年4月30日、プレミアムコンパクトクラスSACのX2・xドライブ20dおよびM35iの仕様変更を行い、合わせてX2シリーズ全体の車種展開の見直しを図って、同日より発売した。

車種展開は以下の通り。
X2・sドライブ18i・MスポーツX：496万円
X2・xドライブ20d・MスポーツX Edition Joy＋：539万円
X2・xドライブ20d・MスポーツX：564万円
X2・M35i：705万円

　今回のX2・xドライブ20d／M35iの仕様変更は、人気の高いオプション装備品を標準装備化し、同時に魅力的な新価格に設定して訴求力を引き上げたことが特徴である。
　装備に関しては、機能面の向上を図るアイテムをメインに採用。具体的には、xドライブ20dにドライビングアシスト・プラス、ACC／アクティブクルーズコントロール（ストップ＆ゴー機能付）、電動フロントシート（運転席メモリー機能付）、ワイヤレスチャージングを、M35iにワイヤレスチャージングを標準で組み込んだ。
　パワートレインについては基本的に従来と共通で、xドライブ20d に1995cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン（190ps／400Nm）＋電子制御式8速AT＋xドライブ（インテリジェント4輪駆動システム）を、M35iに1998cc直列4気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン（306ps／450Nm）＋電子制御式8速スポーツAT＋xドライブ／電子制御式Mスポーツディファレンシャルを搭載している。

　車種展開に関しては、従来設定していたsドライブ18i、xドライブ18d・MスポーツX Edition Joy＋、xドライブ18d・MスポーツX、xドライブ20i・MスポーツXをカタログから削除。今後導入を予定する新世代の電動化モデルに注力する方策を打ち出している。