ダイハツは2021年5月10日、人気軽クロスオーバーモデルのタフトに特別仕様車「クロム ベンチャー」をラインアップし、合わせて通常モデルに「Xターボ」を追加設定して、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
X:2WD135万3000円/4WD147万9500円
Xターボ:2WD144万1000円/4WD156万7500円
G:2WD148万5000円/4WD161万1500円
G“クロム ベンチャー”:2WD155万1000円/4WD167万7500円
Gターボ:2WD160万6000円/4WD173万2500円
Gターボ“クロム ベンチャー”:2WD167万2000円/4WD179万8500円
特別仕様車の「クロム ベンチャー」から解説しよう。まず外装では、メッキ加飾のフードガーニッシュ/バックドアガーニッシュ/ドアアウターハンドル、シルバー塗装の前後アンダーガーニッシュを特別装備。Gターボはアルミホイールにもシルバー塗装を施す。一方、内包するインテリアにはダークシルバー加飾のメーターパネル/インパネセンターシフトベゼル/エアコンレジスターパネル、シルバーステッチ入りフロントセパレートシートを標準で採用。タフトならではのアクティブ感に、上質で洗練された印象を加味した。
パワーユニットは基本的に従来仕様と共通で、KF型658cc直列3気筒DOHC12Vの自然吸気エンジン(52ps/6.1kg・m)とインタークーラー付ターボエンジン(64ps/10.2kg・m)の2機種を採用。トランスミッションには、エンジンの回転をタイヤに伝えるCVTにスプリットギアを組み込んだD-CVTを組み合わせる。また、駆動レイアウトには2WD(FF)とフルタイム4WDの2タイプを設定した。
通常モデルで新規にラインアップした「Xターボ」に話を移そう。同グレードは、より購入しやすい車両価格でターボ車を選択できるように配慮した、ターボエンジン仕様タフトのエントリーモデルに位置する。主要装備の内容は基本的に既存のXグレードに準拠。最新のスマートアシストも標準で採用している。