トヨタは2022年11月19日、米国ロサンゼルスオートショーでbZコンパクトSUVを発表した。BEVのコンパクトSUVで、bZ4Xよりひと回り小さく、日本でも扱いやすそうなサイズだ。bZコンパクトSUVは欧州では12月5日に初公開された。欧州ではC-HRのプロローグモデルも同時に初披露。最も人気の高いCセグメントを担うSUVであり、電動化を担うモデルだけあって、インパクトのあるお披露目会が開催されたわけだ。
bZコンパクトSUVは欧州ではボディサイズなども紹介された。全長4538×全幅1888×全高1560㎜、アルミホイールは21インチというサイズだという。全幅はミラーを含まない寸法だから、日本では少し大きいイメージかもしれない。
米国でのbZコンパクトSUV発表については日本でもリリースが出されたが、欧州での発表内容は未公表。C-HRプロローグは何も発表されていない。
欧州ではハイブリッドとプラグインハイブリッドがラインアップされることまで公表されているが、はたして日本ではどうなるのか。スタイリッシュで魅力あるSUVだけに、ぜひ日本でも走り回る姿を見てみたいものだ。
※本稿は雑誌『CAR and DRIVER(カー・アンド・ドライバー)』2023年2月号(12月26日発売)に掲載されている連載「池田直渡 クルマのパースペクティブ」番外編です。本編では、「巻き起こるポストグローバル化 中国経済の混沌とBEVの先行き『2023年の自動車産業を展望する』」として、2023年のBEVの先行きを展望した記事を掲載しています。