BMWロードスターモデルの象徴的存在のZ4がマイナーチェンジ。新デザインのフロントマスクを採用して存在感をアップ
BMWジャパンは2022年12月16日、BMWロードスターモデルの象徴的なプレミアム2シーターオープンスポーツ「Z4」を一部改良して発売した。ユーザーへの納車は2023年1月以降を予定している。
車種展開は以下の通り。
Z4 sDrive20i Mスポーツ:714万円
Z4 M40i:894万円
今回の改良は、フロントデザインの変更がメインメニューだ。ヘッドライトまわりをブラックとし、合わせてBMWデザインのアイコンであるキドニーグリルを水平基調にアレンジ。さらに、エアインテークをいっそう迫力のある造形に変更して、より精悍かつ存在感あふれるマスクを創出した。
先進機能の面では、車載通信モジュールによりドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークで繋ぐことで「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供し、スマートフォン向けアプリ「My BMW」も活用できる総合テレマティクスサービスのBMWコネクテッド・ドライブや、音声会話だけで車両の操作および情報へのアクセスが可能となるBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを採用。話しかけるだけで天気予報やニュースの確認、音楽ストリーミングの再生、スマートホームデバイスの操作などが可能となるAmazon Alexaにも対応している。
パワートレインは基本的に従来を踏襲し、sDrive20iに1998cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンツインパワーターボエンジン(最高出力197ps/4500rpm、最大トルク320Nm/1450~4200rpm)+パドルシフト付8速ATを、M40iに2997cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンMツインパワーターボエンジン(最高出力387ps/5800rpm、最大トルク500Nm/1800~5000rpm)+パドルシフト付8速ATを搭載し、駆動レイアウトはいずれもFR(フロントエンジン・リアドライブ)を採用している。