トヨタMIRAIが一部改良で機能装備をバージョンアップ

燃料電池車のトヨタMIRAIがマイナーチェンジ。コネクティッドナビ対応ディスプレイオーディオや高度運転支援技術Toyota Teammate[Advanced Drive]の機能性を向上

 トヨタ自動車は2022年12月19日、燃料電池自動車(FCV)のトヨタMIRAIを一部改良し、同日より発売した。

▲トヨタMIRAI Z 価格:790万円 全長4975×全幅1885×全高1470mm ホイールベース2920mm 車重1930kg 乗車定員5名 一充填走行距離(WLTCモード)約750km 写真はオプション装着車で、ボディカラーはフォースブルーマルティプルレイヤーズ

▲トヨタMIRAI Z 価格:790万円 全長4975×全幅1885×全高1470mm ホイールベース2920mm 車重1930kg 乗車定員5名 一充填走行距離(WLTCモード)約750km 写真はオプション装着車で、ボディカラーはフォースブルーマルティプルレイヤーズ

 

車種展開は以下の通り。

G:710万6000円

G“A Package”:735万6000円

G“Executive Package”:755万6000円

Z:790万円

Z“Executive Package”:805万円

Z“Advanced Drive”:845万円

Z“Executive Package Advanced Drive”:860万円

▲トヨタMIRAI G 価格:710万6000円 全長4975×全幅1885×全高1470mm ホイールベース2920mm 車重1920kg 乗車定員5名 一充填走行距離(WLTCモード)約850km 写真のボディカラーはプレシャスホワイトパール

▲トヨタMIRAI G 価格:710万6000円 全長4975×全幅1885×全高1470mm ホイールベース2920mm 車重1920kg 乗車定員5名 一充填走行距離(WLTCモード)約850km 写真のボディカラーはプレシャスホワイトパール

 

 今回の改良は、機能装備のさらなるバージョンアップを図ったことが特徴である。

 まず外装では、フロントドアガラスにIRカットと高遮音性の機能を追加して、乗員の快適性をいっそう向上させる。また、インテリアの機能装備として最新のコネクティッドナビ対応ディスプレイオーディオPlusを搭載。全画面表示が可能な高精細HDワイドディスプレイに加え、クルマがWi-Fiスポットとなる「車内Wi-Fi」を採用した。

▲フロントドアガラスにIRカットと高遮音性の機能を追加

▲フロントドアガラスにIRカットと高遮音性の機能を追加

▲最新のコネクティッドナビ対応ディスプレイオーディオPlusを搭載。高精細HDワイドディスプレイに加え、クルマがWi-Fiスポットとなる「車内Wi-Fi」を採用

▲最新のコネクティッドナビ対応ディスプレイオーディオPlusを搭載。高精細HDワイドディスプレイに加え、クルマがWi-Fiスポットとなる「車内Wi-Fi」を採用

 

 高度運転支援技術の面では、Toyota Teammate[Advanced Drive]に他車の死角領域に配慮しながら走行する機能を追加。これにより走行時の安全性を高めるとともに、他車近傍に自車が走行し続けることで感じる圧迫感の軽減を図った。

▲Toyota Teammate[Advanced Drive]に他車の死角領域に配慮しながら走行する機能を追加

▲Toyota Teammate[Advanced Drive]に他車の死角領域に配慮しながら走行する機能を追加

 

 なお、パワートレインは基本的に従来と共通で、FCB130型固形高分子形FCスタック(最高出力128kW)、車両トンネル下に1本、後方床下に2本配置した高圧水素タンク(充填圧力70MPa)、3KM型モーター(最高出力134kW/6940rpm、最大トルク300Nm/0~3267rpm)、リチウムイオン電池(容量4.0Ah)でシステムを構成して後輪を駆動。一充填走行距離(WLTCモード)はG系グレードで約850km、Z系グレードで約750kmを実現している。

▲固形高分子形のFCスタックにはFCB130型を採用し、最高出力は128kWを発生。高圧水素タンクは車両トンネル下に1本、後方床下に2本配置する

▲固形高分子形のFCスタックにはFCB130型を採用し、最高出力は128kWを発生。高圧水素タンクは車両トンネル下に1本、後方床下に2本配置する

 

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