プジョー・シトロエン・ジャポンは5月7日、Cセグメントの主力モデルあるプジョー308に、新しい1.2リットルガソリンエンジンと8速オートマチックトランスミッションを組み合わせたモデルを追加設定し、同日より発売した。
車種展開
308Allure(アリュール、283万9000円)
308SW Allure(308万7000円)
特別仕様車の308GT Line(308万9000円)
をラインアップする。
▲プジョー・308GT Line 価格:8SAT308万9000円 全長4275×全幅1805×全高1470mm 車重1300kg 308GT Lineは新ガソリンエンジン・シリーズの高性能スポーツハッチバックというキャラクターを有する
注目の新パワーユニットは、新しい欧州環境規制のEURO6.2に対応するべく、各部に改良を加えたEB2エンジンの1199cc直3DOHC直噴ターボで、新しいインジェクションシステムの採用や燃料噴射ポンプ圧力の250バールへのアップ、ガソリン専用のGPF(Gasoline Particle Filter)の装着、電子制御式のターボチャージャーの組み込みなどを実施する。最高出力および最大トルクの数値は130ps/5500rpm、230N・m/1750rpmだ。
▲各部に改良を加えたEB2エンジンの1199cc直3DOHC直噴ターボ 新しいインジェクションシステムの採用や電子制御式のターボチャージャーの組み込みなどを実施する
組み合わせるトランスミッションは、専用セッティングの新世代電子制御8速オートマチック(EAT8)。エコモード/通常モード/スポーツモードという3つのドライブモードが選択可能で、エコモード時は新しく内蔵されたフリーホイール機能によって、走行条件が合えば、アクセルオフ時にクラッチを切って燃費改善を果たす。なお、燃料消費率は308 Allureと308SW AllureともにJC08モードで17.0km/l、WLTCモードで15.6km/lと公表している。
▲組み合わせるトランスミッションは新世代電子制御8速オートマチック(EAT8) エコモード/通常モード/スポーツモードという3つのドライブモードが選択可能
市場ニーズの高い安全・安心機能を豊富に組み込んだことも新モデルの特徴で、全グレードにアクティブクルーズコントロール(ブレーキサポート付)やフロント&バックソナー、ワイドバックアイカメラ、アクティブセーフティブレーキ/ディスタンスアラート、ドライバーアテンションアラート、Peugeotミラースクリーン(Apple CarPlay対応)を標準装備。特別仕様車の308GT Lineには、チェッカータイプフロントグリル&リアアンダーガーニッシュやサイドスカート、レッドステッチ・インテリア、ドライバースポーツパック、17インチアロイホイール"BARILOCHEE"といったスポーティなアイテムを採用している。