ホンダが東京オートサロン2023の出展内容を発表。スポーティさを高めるカスタマイズの楽しさを表現する四輪車やサーキットでのパフォーマンスを追求したモータースポーツ参戦車両を出品。2024年シーズンの実戦投入を目標に開発を進めている新型レーシングカーのコンセプトモデルも初公開
ホンダは2022年12月23日、2023年1月13日~15日に幕張メッセで開催される東京オートサロン2023での出展概要を発表した。
展示車としては、スポーティさを高めるカスタマイズの楽しさを表現する四輪車や、サーキットでのパフォーマンスを追求したモータースポーツ参戦車両をメインに披露する。
カスタマイズカーでは、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したシビックとZR-Vのアクセサリーコンセプトを披露。“スポーツを視覚から感性に訴える”カスタマイズを施した2台のコンセプトモデルは、“FEEL SPORTS”をデザインテーマに、速さを競うスポーツではなく、日々クルマを使うシーンでスポーツを感じ、クルマの“走る楽しさ”や“ワクワク”を感じさせる“心躍るカタチ”をホンダ純正アクセサリーによって表現するという。
一方でレース車両に関しては、2022年 SUPER GT GT500クラスでポール・トゥ・ウィンを含む2度のポールポジションを獲得し、NSX-GT勢最上位のランキング3位となった「STANLEY NSX-GT(TEAM KUNIMISTU #100)」や、2022年スーパー耐久に参戦したホンダ従業員有志によるレーシングチーム、Honda R&D ChallengeのシビックTYPE R(FL5型)、2020年のレースデビュー以来、Joy耐・ミニJoy耐への参戦を続けているホンダ四輪事業本部ものづくりセンターのスタッフが中心となって開発したJoy耐参戦車両のフィットe:HEV、ホンダ学園 ホンダテクニカルカレッジ関東のモータースポーツ部の学生がドライバーもメカニックも担い、2019年からN-ONE OWNER'S CUPに参戦している車両のN-ONEを出品。さらに、2024年シーズンの実戦投入を目標にホンダ・レーシングが開発を進めている新型レーシングカーのコンセプトモデルを初公開する予定である。