ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2021年6月28日、ランドローバー・ディフェンダーの2022年モデルを発表し、同日より予約受注を開始した。ボディタイプは従来と同様に3ドアの90と5ドアの110の2タイプを設定する。
車種展開は以下の通り。
■ディフェンダー90/2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン搭載車
ディフェンダー90 P300:551万円
ディフェンダー90 S P300:632万円
ディフェンダー90 SE P300:686万円
ディフェンダー90 HSE P300:758万円
ディフェンダー90 X-DYNAMIC SE P300:753万円
ディフェンダー90 X-DYNAMIC HSE P300:835万円
ディフェンダー90 XS EDITION:797万円
■ディフェンダー110/2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン搭載車
ディフェンダー110 P300:619万円
ディフェンダー110 S P300:692万円
ディフェンダー110 SE P300:744万円
ディフェンダー110 XS EDITION:855万円
■ディフェンダー110/3.0L直列6気筒INGENIUMディーゼルエンジン(MHEV)搭載車
ディフェンダー110 S D300:754万円
ディフェンダー110 X-DYNAMIC SE D300:865万円
ディフェンダー110 X D300:1171万円
2022年モデルのディフェンダーは、グレード展開の拡充や新パッケージオプションの追加、2022年限定グレードの設定などを実施して、本格オフローダーとしての魅力度をより高めたことが特徴である。
まずグレード展開では、3ドアの90にX-DYNAMICグレードを追加したことがトピック。黒を基調とした外装に、耐久性の高いGeonix素材のパネルを採用するなどして、タフさやダイナミックさをより強調した。
パッケージオプションについては、既存の「ブラックエクステリアパック」に加えて、新しい3つのビジュアルパック「エクステンデッドブラックエクステリアパック」「ブライトエクステリアパック」「エクステンデッドブライトエクステリアパック(X-DYNAMICおよびXのみ)」を導入。ユーザーの選択幅をいっそう広げている。
2022年限定グレードとしては、「XSエディション(XS EDITION)」を新たに設定する。ベースモデルは90/110SEグレードで、外装にはXS EDITIONエクステリアパック(ボディ同色ロワーボディクラディングおよびホイールアーチ、グロスブラック仕上げボンネットフィニッシャー、専用VINプレート付きウィンドスクリーン)や “スタイル5095”5スプリットスポーク20インチアロイホイール(グロスダークグレイコントラストダイヤモンドターンドフィニッシュ)、スライディングパノラミックルーフを標準装備。ボディカラーはメタリックペイントのゴンドワナストーン/ハクバシルバー/サントリーニブラック/シリコンシルバーを設定する。内装については、12ウェイ電動フロントシート(ヒーター&クーラー、メモリ、2ウェイマニュアルヘッドレスト付)やClearSightインテリアリアビューミラー、ヒーテッドステアリングホイール、フロントセンターコンソール急速クーラーボックス、トレッドプレート(メタル、イルミネーション機能&DEFENDERスクリプト付)を特別装備。機構面では、エアサスペンションやアダプティブダイナミクス、ワイヤレスディバイスチャージングを標準で組み込んだ。
パワーユニットは基本的に従来と共通で、90に“INGENIUM”1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力300ps/5500rpm、最大トルク400Nm/2000rpm)+副変速機付8速オートマチックを、110に同ユニットと“INGENIUM”2993cc直列6気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力300ps/4000rpm、最大トルク650Nm/1500~2500rpm)+小型統合電気モーター+副変速機付8速オートマチックのマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を設定。シリーズ全体のボディカラーに関しては、フジホワイト/サントリーニブラック/ユーロンホワイト/アイガーグレイ/パンゲアグリーン/ゴンドワナストーン/タスマンブルー/ハクバシルバー/カルパチアングレイ/シリコンシルバーという全10タイプをラインアップしている。