アルファロメオ・ステルヴィオに魅力的な新グレード「ヴェローチェ」を追加設定

アルファロメオのプレミアムSUVのステルヴィオが仕様変更。新グレードの「ヴェローチェ」を設定するとともに、スポーツパッケージの販売を終了。合わせてスポーツサルーンのジュリアの車種ラインアップ変更も実施

　FCAジャパンは2021年6月28日、アルファロメオのプレミアムSUVのステルヴィオを仕様変更し、7月10日に発売すると発表した。

車種展開は以下の通り。
2.2 TURBO DIESEL Q4 SPRINT：598万円
2.2 TURBO DIESEL Q4 VELOCE：687万円
2.0 TURBO Q4 VELOCE：720万円
2.9 V6 BI-TURBO QUADRIFOGLIO：1232万円

　今回の仕様変更は、スポーツサルーンのジュリアにラインアップして好評を博す“VELOCE（ヴェローチェ）”を新たに設定したことが特徴である。
　グレードとしては、パワートレインを2142cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン（最高出力210ps/3500rpm、最大トルク470Nm/1750rpm）＋電子制御式8速AT＋Q4（電子制御式4輪駆動システム）で構成する「2.2 TURBO DIESEL Q4 VELOCE」と、1995cc直列4気筒マルチエア16V直噴インタークーラー付ツインスクロールターボエンジン（最高出力280ps/5250rpm、最大トルク400Nm/2250rpm）＋電子制御8速AT＋Q4（電子制御式4輪駆動システム）で構成する「2.0 TURBO Q4 VELOCE」の2タイプを用意。エクステリアでは、ボディ同色のホイールアーチ／サイドスカート／リアバンパーを組み込んだほか、専用スキッドプレートやダークエキゾーストパイプフィニッシャーを標準で装備する。足もとには、ヴェローチェ専用20インチ5ホールデザインアルミホイール＋255/45R20タイヤを装着した。

　内装に関しては、レザー仕上げのダッシュボードやアルミニウムのインテリアパネルなどを専用装備。また、前席には質感とホールド性に優れたスポーツレザーシートを採用し、さらにブラックまたはレッドのカラーリングを選択可能とした。
　なお、ヴェローチェの追加に伴い、従来設定していたSPORT PACKAGE（スポーツパッケージ）は現在ある在庫限りで販売を終了する。

　ステルヴィオの仕様変更に合わせて、ジュリアもラインアップを見直す。具体的には、グレード展開を「2.0 TURBO VELOCE（右ハンドル仕様、598万円）」と「2.9 V6 BI-TURBO QUADRIFOGLIO（1174万円）」の2モデルに集約。従来設定していたSPRINT（スプリント）、DISEL SUPER（ディーゼル・スーパー)、左ハンドル仕様の2.0 TURBO Q4 VELOCEの販売は、現在ある在庫限りで終了する。また、QUADRIFOGLIOのルーフの材質をカーボンファイバーからアルミニウムに変更した。