ルノー・ジャポンは2021年7月1日、ルノー・カングーに限定モデルの「カングー・リミテッド・ディーゼルMT」をラインアップし、7月8日より発売すると発表した。車両価格は282万円に設定。販売台数は400台の限定だ。
現行型カングーの最後の限定モデルとなる「カングー・リミテッド・ディーゼルMT」は、パワーユニットに尿素SCRとディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)による排ガス処理システムを組み込んだ、1460cc直列4気筒OHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジンを搭載。最高出力は116ps/3750rpm、最大トルクは260Nm/2000rpmを発生する。トランスミッションには、このエンジン用にギア比を最適化した6速MT(最終減速比4.214)を採用。燃費性能は、WLTCモードで19.0km/リットルを実現した。
エクステリアに関しては、ブラック前後バンパーやブラックドアミラー、ブラックスチールホイール、ブラックセンターキャップ、ブラックホイールボルトカバーなどを組み込んでタフな道具を思わせる個性的なルックスを創出。また、フロントビューにはLEDデイタイムランプとボディ同色フロントグリルブレード(ソリッドのみ)を、リアセクションにはバックソナーを採用する。さらに、専用の“LIMITED”バッジを特別装備した。
インテリアについては基本的に通常モデルと共通で、レザーステアリングやサテライトスイッチ付CD一体オーディオ(USB/Bluetooth対応)、12V電源ソケット(センターコンソール背面下)、防塵フィルター付オートエアコン、オーバーヘッドコンソール、3連式オーバーヘッドボックスなどを標準で装備。シートには3Dマテリアルファブリックシートを採用する。ボディカラーは、グリ アーバン/ノワール メタルM/ブルー エトワールM/グリ ハイランドM/ルージュ ビフ/ジョン ラ・ポストというフランスの色彩感覚あふれる6色を用意した。