たくましく安全に全方位リファイン。最新SUBARUフォレスターを「いいな!」と感じる具体的ポイントはここ

SUBARUフォレスター・アドバンス 新型はレヴォーグと共通イメージの「ボールダー」造形 アメリカ市場を中心にグローバル販売の主力車らしく全方位で商品力をアップ
SUBARUフォレスター・アドバンス 新型はレヴォーグと共通イメージの「ボールダー」造形 アメリカ市場を中心にグローバル販売の主力車らしく全方位で商品力をアップ

SUBARUフォレスター 価格:293万7000〜330万円 新車ニュース

新型はフロントマスクを一新。インテリアは上質さと機能性を追求

 フォレスターは、いまやSUBARUのグローバル販売台数トップに立つエースである。現行5thモデルの登場から3年、全方位に及ぶ大幅改良でぐっと完成度を高めた。
 エクステリアはフロントマスクを刷新。新型レヴォーグと同様の新デザイン「ボールダー」が一部盛り込まれた。大型化されたヘキサゴングリルと鋭さをプラスしたヘッドランプ(アダプティブドライビングビームを細かい遮光が可能なアレイ式に変更)、立体感を高めたフロントバンパー、サイドへの連続性を高めたLEDフォグランプ&フォグランプカバーで、よりシャープ、より力強いデザインに進化している。

 インテリアは小変更。アドバンスはナッパレザーの本革シート(ブラウン内装はブラウン&ブラックの2トーン仕様に変更)を新設定。Xブレイクはシート表皮(防水性のあるポリウレタン素材)と加飾(レッドオレンジステッチ&ブレインズガンメタリック塗装)を見直した。

ヘッドランプはアダプティブドライビングビーム付き新形状 明るく個性的なデザイン
ヘッドランプはアダプティブドライビングビーム付き新形状 明るく個性的なデザイン
新型のボディサイズは全長×全幅×全高460×1815×1715mm 
新型のボディサイズは全長×全幅×全高460×1815×1715mm 

新世代アイサイトを全車採用。足回りはセットアップを変更

 運転支援システム&安全装備のアップデートも大きなポイントだ。アイサイトは新型レヴォーグから採用の新世代システムに刷新。プリクラッシュブレーキの作動領域拡大(交差点での右左折時の衝突回避をサポート)とアイサイトツーリングアシストの性能向上(より精度高く、より滑らか、より自然に)、衝突回避速度差のアップ、緊急時プリクラッシュステアリング、エマージェンシーレーンキープアシストで、より高い信頼性を確保した。
 細かい部分ではスマートリアビューミラーの機能向上、オートライトのデフォルト化、ドライバーモニタリングシステムを用いたジェスチャーコントロール追加(温度設定の変更)など、安心・安全面も改善されている。

 パワートレーンは2リッターNA+モーターの「eボクサー」と、 1.8リッター直噴ターボの2本立て。新型はSIドライブと協調したアダプティブ変速制御「eアクティブコントロール」をすべてのeボクサー搭載車に展開した(従来はXブレイクのみに設定)。さらに全車、オフロード走行で役立つ「Xモード」のアップデートを実施。フットワークはサスペンションセットアップの見直しでハンドリングと乗り心地の向上が図られた。こうした情報から判断して、新型はレヴォーグ/BRZの開発で培ったノウハウや知見がフィードバックされた乗り味に進化しているに違いない。
 最新フォレスターは、安心・安全なアクティブモデル。SUBARUらしい改良を通じて、SUVとしての適性に磨きがかかった。

室内は素材と加飾の見直しで質感が向上 デザインは従来と共通 ナビはディーラーop 写真は上級仕様のアドバンス 新型はeアクティブシフトコントロールをeボクサー搭載全車に採用
室内は素材と加飾の見直しで質感が向上 デザインは従来と共通 ナビはディーラーop 写真は上級仕様のアドバンス 新型はeアクティブシフトコントロールをeボクサー搭載全車に採用
室内スペースは余裕たっぷり シートは快適な大型サイズ アドバンスはナッパレザー仕様 カラーは写真のブラウン&ブラックとブラックモノトーンの2色から選べる
室内スペースは余裕たっぷり シートは快適な大型サイズ アドバンスはナッパレザー仕様 カラーは写真のブラウン&ブラックとブラックモノトーンの2色から選べる
ラゲッジスペースはクラス最大級 後席は荷室側からも倒せる設計
ラゲッジスペースはクラス最大級 後席は荷室側からも倒せる設計
トランスミッションは全車CVT 悪路走行用Xモードは制御を変更 自動復帰機能を追加
トランスミッションは全車CVT 悪路走行用Xモードは制御を変更 自動復帰機能を追加
レヴォーグと共通の新世代アイサイト標準 新機能と各部の制御向上で安全性レベルアップ
レヴォーグと共通の新世代アイサイト標準 新機能と各部の制御向上で安全性レベルアップ
荷室はクラストップ級の広さ 後席は荷室側からも倒せる設計
荷室はクラストップ級の広さ 後席は荷室側からも倒せる設計
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