日産が東京オートサロン2023でコンセプトカーの「CUBE Refreshed&Retro CONCEPT」を発表。日産純正部品を用いて内外装をリフレッシュするとともに、キューブらしさとレトロを巧みに融合させたドレスアップを実施
日産自動車は2023年1月13日、東京オートサロン2023で3代目キューブの中古車をベースにレトロなカスタマイズを施した「CUBE Refreshed&Retro CONCEPT(キューブ・リフレッシュ&レトロコンセプト)」を発表した。
CUBE Refreshed&Retro CONCEPTは日産車を永く愛してもらうことをテーマにした、中古車のキューブをベースとするカスタマイズコンセプトカーだ。経年劣化で傷や色あせなどが気になる内外装パーツは、日産純正の新品パーツに交換してリフレッシュ。そのうえで、外装はレトロな路面電車を、内装はレトロな喫茶店をイメージして、専用のドレスアップを施した。
ボディカラーはシルバーとマルーンの2トーンを基調にゴールドのアクセントを配して、レトロモダンな雰囲気を創出。ブラック塗装のホイールにも、ゴールドの差し色を入れる。また、フロントグリルには日産エンブレムをオフセット配置した専用タイプを装着。追加装備のルーフラックの前面パネルには、レトロチックなカタカナフォントで“キューブ”と描いた。
インテリアについては、ステアリングやシフトノブなどを新品パーツに換装したうえで、シート表皮とドアトリムにモケットを採用。カラーは前席がレッド、後席がグレーで仕立てた。
なお、日産は今回の出展の反響を見ながら、リフレッシュおよびカスタマイズのプランを検討していくそうだ。