ダイハツの軽バンのアトレーが「動く探検基地」に変身

ダイハツが東京オートサロンでアトレーのカスタマイズカー「ATRAI WILDRANGER」を披露。コンセプトは“動く探検基地”。さらにもう一歩奥地まで進んでいけるよう、ルーフにはボートを積載

 ダイハツは2023年1月13日、東京オートサロン2023で軽バンのアトレーの可能性を示すカスタマイズカーの「ATRAI WILDRANGER(アトレー・ワイルドレンジャー)」を公開した。

▲ダイハツが東京オートサロン2023で軽バンのアトレーの可能性を示すカスタマイズカーの「ATRAI WILDRANGER(アトレー・ワイルドレンジャー)」を披露

▲ダイハツが東京オートサロン2023で軽バンのアトレーの可能性を示すカスタマイズカーの「ATRAI WILDRANGER(アトレー・ワイルドレンジャー)」を披露

 

 “動く探検基地”を車両コンセプトに据えたATRAI WILDRANGERは、さらにもう一歩奥地まで進んでいけるようルーフに着脱可能なボートを積載するなど、ユニークなカスタマイズを実施する。ボート本体は積載性を考慮して軽量な中空ボディで仕立て、後部にはラダーを設置。また、サイドにはパドルが固定できる。ボディカラーは森林を思わせる濃いグリーンと、チッピング塗装のブラック樹脂パネルを組み合わせた2トーンカラーで構成。足回りはリフトアップを施したうえで、タイヤにはトーヨータイヤのOPEN COUNTRY R/Tを装着した。

▲“動く探検基地”を標榜するATRAI WILDRANGER。リフトアップを施しうえでフロントマスクやボディ下部に樹脂製のパネルを大胆にあしらう

▲“動く探検基地”を標榜するATRAI WILDRANGER。リフトアップを施しうえでフロントマスクやボディ下部に樹脂製のパネルを大胆にあしらう

▲ルーフに着脱可能なボートを搭載。ボート本体は積載性を考慮して軽量な中空ボディで仕立る

▲ルーフに着脱可能なボートを搭載。ボート本体は積載性を考慮して軽量な中空ボディで仕立る

 

 インテリアには車中泊ができるよう、寝袋やテーブルなどを設置。濡れた物や汚れた物の積載に配慮して、シートやフロアには撥水加工を施す。ベース車の高い荷室高を活かして、フィールドジャケットなどが吊るせるハンガーも設置した。

▲インテリアには外装色のグリーンと合わせたアクセントカラーを採用

▲インテリアには外装色のグリーンと合わせたアクセントカラーを採用

▲車中泊ができるよう、寝袋やテーブルなどを設置。濡れた物や汚れた物の積載に配慮して、シートやフロアには撥水加工を施す

▲車中泊ができるよう、寝袋やテーブルなどを設置。濡れた物や汚れた物の積載に配慮して、シートやフロアには撥水加工を施す

 

 ダイハツの現地スタッフは、「今回発表したATRAI WILDRANGERはレジャー志向のカスタマイズカーですが、機能面では災害救助の初動支援車などとしても活用できます。〇〇RANGERとして、色々な部隊の機動車に応用可能です」と解説。来年のオートサロンでは、違った形のATRAI 〇〇RANGERが披露されるかもしれない。

 

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