バッテリーEVならではの走りやカスタマイズの楽しさを追求したレクサスのコンセプトモデル「RZ SPORT CONCEPT」が初公開

レクサスが東京オートサロン2023でブランド初のバッテリーEV専用モデル「RZ」をベースにいっそうパワフルな走行性能とカスタマイズする楽しさを具現化した「RZ SPORT CONCEPT」を出展。パワートレインには最高出力150kWを発生するの高出力モーターを車両前後に搭載

　レクサスは1月13日、東京オートサロン2023でブランド初のバッテリーEV専用モデル「RZ」をベースとするカスタマイズコンセプトカーの「RZ SPORT CONCEPT（RZスポーツコンセプト）」を発表した。

▲レクサスがバッテリーEVならではの走りやカスタマイズの楽しさを追求したコンセプトモデルの「RZ SPORT CONCEPT」を披露

　カーボンニュートラル時代における走りとカスタマイズの楽しさを追求したRZ SPORT CONCEPTは、RZの開発段階から走り味に磨きをかけてきたレーシングドライバーの佐々木雅弘選手が監修を手がける。パワートレインにはフロントとリアに最高出力150kWを発生する高出力モーター（ベース車のモーター最高出力はフロント150kW／リア80kW）を搭載することで、よりいっそうパワフルな走りを実現。また、35mmローダウンした専用シャシーに、大径化した11J×21アルミホイール（Volk Racing GT090）と295/35R21サイズのBSポテンザスポーツタイヤを装着して、トラクション性能とハンドリングを向上させた。

▲フロントとリアに最高出力150kWを発生する高出力モーターを搭載することで、よりいっそうパワフルな走りを実現。足回りには35mmローダウンした専用シャシーに、大径化した11J×21アルミホイールと295/35R21サイズのBSポテンザスポーツタイヤを装着する

　外装に関しては、ボディカラーに真っさらで濁りのない純白をベースに光を纏うことで繊細に輝く質感を追求した「HAKUGIN（白銀）」を採用するとともに、バッテリーEVのクリーンさと走行性能の高さを想起させるブルーのアクセントカラーを入れ、さらに専用エアロパーツ（フロント＆リアバンパーロア／サイドロッカーエアロパーツ、フロント＆フードエアロ開口、リアツインカーボンスポイラー、オーバーフェンダー）を組み込んで、スポーティかつ精悍なスタイリングを創出。ボディサイズはベース車比で78mm長く、90mm幅広く、35mm低い全長4883×全幅1985×全高1600mmに設定した。一方で内装に関しては、4座フルバケットシート（RECARO製Pro Racer RMS 2700G）やオリジナルのステアリングなどを配備して、走行時の乗員のサポート性や操縦性を高めている。

▲内装には4座フルバケットシートやオリジナルのステアリングなどを専用装備