新世代の三菱アウトランダーPHEVが今冬に日本で発売

三菱自動車が新型アウトランダーPHEVを今冬に日本で発売すると予告。新PHEVシステムはモーター出力の向上とバッテリー容量の拡大を敢行

 三菱自動車は2021年7月29日、本年4月より北米市場でリリースした旗艦クロスオーバーSUVの新型アウトランダーにプラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルを設定し、今冬に日本で発売すると発表した。

▲三菱自動車が新型アウトランダーPHEVを今冬に日本で発売すると発表。シート配列は現行の2列5名乗りから3列7名乗りに刷新する
▲三菱自動車が新型アウトランダーPHEVを今冬に日本で発売すると発表。シート配列は現行の2列5名乗りから3列7名乗りに刷新する

 今回の全面改良で第3世代(海外仕様では初代のエアトレックの輸出版=アウトランダーを含めて第4世代)に移行する新型アウトランダーは、商品コンセプトに「威風堂々」を掲げ、内側からみなぎる力強さの表現を目指す。その目的を具現化するためにプラットフォームからプロポーション、メカニズムなどを大幅刷新し、次世代の三菱自動車を象徴するクルマへと昇華させた。

▲新世代のPHEVシステムを搭載。モーター出力の向上とバッテリー容量の拡大により、いっそう力強い走りと航続距離の延長を達成する
▲新世代のPHEVシステムを搭載。モーター出力の向上とバッテリー容量の拡大により、いっそう力強い走りと航続距離の延長を達成する

 PHEVモデルでは、新世代のプラグインハイブリッドシステムを搭載。モーター出力の向上とバッテリー容量の拡大により、いっそう力強い走りと航続距離の延長を成し遂げる。また、プラットフォームの一新とコンポーネントの一体化、そしてレイアウトの最適化により3列シート7名乗りを実現し、SUVとしての居住性と利便性をいっそう向上させた。

▲北米仕様の三菱アウトランダーはボディサイズを全長4710×全幅1862×全高1748mm/ホイールベース2706mmに設定。日本仕様のPHEVモデルも、ほぼ同サイズとなることが予想される
▲北米仕様の三菱アウトランダーはボディサイズを全長4710×全幅1862×全高1748mm/ホイールベース2706mmに設定。日本仕様のPHEVモデルも、ほぼ同サイズとなることが予想される

 なお、北米仕様に用意される純ガソリンエンジン車(PR25DD型2.5リットル直列4気筒DOHC直噴ガソリンエンジン+8速スポーツモードCVT)の日本での発売は、現在のところアナウンスされていない。

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