プレミアムミニバンのメルセデス・ベンツ・Vクラスが安全運転支援システムとエクスクルーシブシートの改良を実施

メルセデス・ベンツがプレミアムミニバン「Vクラス」の一部改良を敢行。安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」の機能追加やエクスクルーシブシートの質感および利便性の向上を実施

 メルセデス・ベンツ日本は2021年7月29日、プレミアムミニバンのVクラスの一部改良を実施し、同日より予約受注を開始した。

▲メルセデス・ベンツV220dアバンギャルド・ロング 価格:7SATC816万円 全長5150×全幅1930×全高1930mm ホイールベース3200mm 乗車定員7名 車重2420kg 一部改良によって安全装備および機能装備を拡充。日本導入モデルのハンドル位置は右
▲メルセデス・ベンツV220dアバンギャルド・ロング 価格:7SATC816万円 全長5150×全幅1930×全高1930mm ホイールベース3200mm 乗車定員7名 車重2420kg 一部改良によって安全装備および機能装備を拡充。日本導入モデルのハンドル位置は右

車種展開は以下の通り。
V220dアバンギャルド:791万円
V220dアバンギャルド・ロング:816万円
V220dアバンギャルド・エクストラロング:841万円
V220dマルコポーロ・ホライゾン:959万円

 今回の一部改良は、安全装備と機能装備を拡充してプレミアムミニバンとしての魅力度をいっそう高めたことが特徴である。

▲安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」にリアクロストラフィックアラートを追加設定
▲安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」にリアクロストラフィックアラートを追加設定

 まず安全面では、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」に、並列駐車スペースからバックで出る際に後ろを横切るクルマを検知してドライバーに注意を促すとともに、必要に応じて自動でブレーキを作動させる「リアクロストラフィックアラート」を追加装備。作動速度範囲は約0~10km/hに設定している。

▲スマートフォンをケーブルで接続することで、車両側のメディアディスプレイでスマートフォンアプリが使用可能となる「スマートフォン連携機能」を標準装備
▲スマートフォンをケーブルで接続することで、車両側のメディアディスプレイでスマートフォンアプリが使用可能となる「スマートフォン連携機能」を標準装備

 機能面では、スマートフォンをケーブルで接続することで、車両側のメディアディスプレイでスマートフォンアプリが使用可能となる「スマートフォン連携機能」を標準装備したことがトピック。また、エクスクルーシブシートパッケージに採用するエクスクルーシブシート(2列目)の表皮をナッパレザーに変更したほか、カップホルダーやUSBポート、スマートフォン用トレイ、小物入れを追加設定し、質感と利便性をいっそう向上させた。

▲エクスクルーシブシートパッケージに採用するエクスクルーシブシート(2列目)の表皮をナッパレザーに変更
▲エクスクルーシブシートパッケージに採用するエクスクルーシブシート(2列目)の表皮をナッパレザーに変更

 パワートレインに関しては基本的に従来と共通で、“OM651”2142cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(163ps/380Nm)+7Gトロニック・プラス(電子制御7速AT)を搭載して後輪を駆動(FR)。足回りにはAGILITY CONTROLサスペンションを標準で組み込んでいる。

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