マセラティ・ジャパンは2021年8月2日、ラグジュアリーSUVのレヴァンテとグランドツアラーのギブリに特別限定車の「Fトリブート」を設定し、同日より先行予約を開始した。
車両価格および販売台数は以下の通り。
レヴァンテFトリブート:1713万円/販売台数14台限定(各色7台)
ギブリFトリブート:1528万円/販売台数14台限定(各色7台)
今回の特別限定車は、往年の名ドライバーであるファン・マヌエル・ファンジオ(Juan Manuel Fangio)のドライブで1954年にF1デビューを果たし、開幕2連勝を成し遂げた「250F」の功績を讃えたスペシャルモデルで、2021年4月開催の上海モーターショー2021で披露されたプロトタイプの市販バージョンに当たる。ベース車は2979cc・V型6気筒DOHCツインターボエンジン(430ps/580Nm)+8速ATのパワートレインを採用するレヴァンテSとギブリSだ。
まず外装では、ボディカラーにイタリアでモータースポーツを最も体現する赤をイメージした「ロッソ・トリブート(Rosso Tributo)」と、歴史あるモデナを象徴する明るく鮮やかな青をイメージした「アズーロ・トリブート(Azzurro Tributo)」の2タイプを設定したことがトピック。また、グロスブラックの専用“F tributo”ロゴや専用マセラティエンブレム、イエローの専用ホイールラインを特別装備した。
内装については、ピエノフィオーレレザーの表皮に、レッドまたはイエローのステッチを配したことが特徴。ベースモデルと同様、スポーツステアリングホイール(ヒーター付)やアルカンターラ・ヘッドライニング、ネリッシモ・パッケージなどを標準で組み込んでいる。