日産ノート・オーラのスポーティバージョン「ノート・オーラNISMO」が初公開。発売は本年秋を予定

プレミアムコンパクトカーの日産ノート・オーラにスポーティ仕様の「ノート・オーラNISMO」が登場。商品コンセプトはフォーミュラ E からインスパイアされた「駿足の電動シティレーサー」

 日産自動車は2021年8月17日、新型プレミアムコンパクトカーの「ノート・オーラ(NOTE AURA)」にスポーティバージョンの「ノート・オーラNISMO」を設定し、本年秋に発売すると発表した。車両価格は286万9900円に設定する。合わせて、本年6月に発表したノート・オーラの販売を8月17日より開始した。

▲日産ノート・オーラNISMO 価格:286万9900円 全長4125×全幅1735×全高1505mm ホイールベース2580mm 車重1270kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費23.3km/リットル フォーミュラ E からインスパイアされた「駿足の電動シティレーサー」をコンセプトに、NISMOの魂とこだわりを目一杯に注ぎ込んだスポーティモデル
▲日産ノート・オーラNISMO 価格:286万9900円 全長4125×全幅1735×全高1505mm ホイールベース2580mm 車重1270kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費23.3km/リットル フォーミュラ E からインスパイアされた「駿足の電動シティレーサー」をコンセプトに、NISMOの魂とこだわりを目一杯に注ぎ込んだスポーティモデル

 新設定のノート・オーラNISMOは、フォーミュラ E からインスパイアされた「駿足の電動シティレーサー」をコンセプトに、NISMOの魂とこだわりを目一杯に注ぎ込んだことが特徴である。

▲レースで培った空力技術をベースに、NISMO専用に最適化した空力デザインを採用。NISMOのアイコンであるレッドアクセントを配した「レイヤード・ダブルウイング」を筆頭に、マットクロームとマットレッド塗装の表面処理を施した新NISMOエンブレム、専用デザインの前後バンパー、専用サイドシルプロテクター、専用ルーフスポイラーなどを装備する
▲レースで培った空力技術をベースに、NISMO専用に最適化した空力デザインを採用。NISMOのアイコンであるレッドアクセントを配した「レイヤード・ダブルウイング」を筆頭に、マットクロームとマットレッド塗装の表面処理を施した新NISMOエンブレム、専用デザインの前後バンパー、専用サイドシルプロテクター、専用ルーフスポイラーなどを装備する

 まずエクステリアでは、レースで培った空力技術をベースに、NISMO専用に最適化した空力デザインを採用。NISMOのアイコンであるレッドアクセントを配した「レイヤード・ダブルウイング」を筆頭に、マットクロームとマットレッド塗装の表面処理を施した新NISMOエンブレム、専用デザインの前後バンパー、専用フロントグリル、専用サイドシルプロテクター、専用ルーフスポイラー、専用サイドターンランプ付電動格納式リモコンレッドドアミラーなどを装備する。また、新デザインのLEDフォグランプはフロントに5灯の薄型デザインを、リアにフォーミュラEからインスパイアされた7灯のドット状デザインを配備。足もとには、高い空力性能を確保しつつワイドリム化した7J×17インチの専用アルミホイール(タイヤは205/50ZR17 93W XLサイズのミシュランPILOT SPORT4)を組み込んだ。さらに、レーシーなムードのマットブラックとキャビンとの一体感を高めるグロスブラックの2トーンが印象的なフードデカールをオプションで用意している。

▲5灯の薄型デザインで仕立てた新フロントLEDフォグランプやマッシブにアレンジした専用グリルを装着
▲5灯の薄型デザインで仕立てた新フロントLEDフォグランプやマッシブにアレンジした専用グリルを装着
▲フォーミュラEからインスパイアされた7灯ドット状デザインの新リアLEDフォグランプを配備。リアサスペンションには専用モノチューブ式ショックアブソーバーを組み込む
▲フォーミュラEからインスパイアされた7灯ドット状デザインの新リアLEDフォグランプを配備。リアサスペンションには専用モノチューブ式ショックアブソーバーを組み込む
▲シューズには7J×17専用アルミホイール+205/50ZR17 93W XLミシュランPILOT SPORT4タイヤを装着
▲シューズには7J×17専用アルミホイール+205/50ZR17 93W XLミシュランPILOT SPORT4タイヤを装着

 ボディ色は2タイプの専用2トーンカラーを含めて全5種類をラインアップ。具体的には、ピュアホワイトパール3P/スーパーブラック、ダークメタルグレーM/スーパーブラック、ガーネットレッドCP/スーパーブラック、ブリリアントシルバーM/スーパーブラック、スーパーブラックを設定した。

▲ボディ色は2タイプの専用2トーンカラーを含めて全5種類を設定。写真上からピュアホワイトパール3P/スーパーブラック、ダークメタルグレーM/スーパーブラック、ガーネットレッドCP/スーパーブラック、ブリリアントシルバーM/スーパーブラック、スーパーブラック
▲ボディ色は2タイプの専用2トーンカラーを含めて全5種類を設定。写真上からピュアホワイトパール3P/スーパーブラック、ダークメタルグレーM/スーパーブラック、ガーネットレッドCP/スーパーブラック、ブリリアントシルバーM/スーパーブラック、スーパーブラック

 内包するインテリアは、走りへの集中と高揚感を掻き立てる、ダークトーン&レッドアクセントの色調を導入したことが訴求点。装備面では、専用本革・アルカンターラ巻ステアリング(レッドセンターマーク、レッドステッチ、ガンメタクローム加飾付)や専用プッシュパワースターター(レッド)、専用アドバンスドドライブアシストディスプレイ(12.3インチカラーディスプレイ/パワーメーター、エネルギーフローメーター、バッテリー残量計、ドライビングコンピューター付、時計、外気温表示)、専用合皮インストパネル(レッドステッチ)、専用ブラックトリム(ルーフトリム、サンバイザー、フロントセンターピラー、ラゲッジサイドアッパー)、専用合皮フロントセンターアームレスト(センターコンソールボックス、レッドステッチ)、専用合皮アームレスト(フロントセンター・フロントドア、レッドステッチ)、専用レッドカーボン調コンソールフィニッシャー、専用レッドカーボン調フィニッシャー(インストロア)、専用合皮アッパーフィニッシャー(レッドステッチ)、専用ドライブモードセレクター(レッド)、専用ELR付3点式シートベルト(レッド)などを採用する。シートについては、NISMOロゴの刺繍やレッド/グレーのコンビネーションステッチを配した専用ファブリック/合皮コンビ表皮シートを装着。オプションとして、NISMO専用チューニングRECARO製スポーツシート(前席)を設定した。

▲走りへの集中と高揚感を掻き立てる、ダークトーン&レッドアクセントの色調を採用した専用インテリア。ステアリングには専用本革・アルカンターラ巻(レッドセンターマーク、レッドステッチ、ガンメタクローム加飾付)を採用
▲走りへの集中と高揚感を掻き立てる、ダークトーン&レッドアクセントの色調を採用した専用インテリア。ステアリングには専用本革・アルカンターラ巻(レッドセンターマーク、レッドステッチ、ガンメタクローム加飾付)を採用
▲専用アドバンスドドライブアシストディスプレイ(12.3インチカラーディスプレイ/パワーメーター、エネルギーフローメーター、バッテリー残量計、ドライビングコンピューター付、時計、外気温表示)を配備
▲専用アドバンスドドライブアシストディスプレイ(12.3インチカラーディスプレイ/パワーメーター、エネルギーフローメーター、バッテリー残量計、ドライビングコンピューター付、時計、外気温表示)を配備
▲NISMO専用チューニングRECARO製スポーツシート(前席)をオプションで用意
▲NISMO専用チューニングRECARO製スポーツシート(前席)をオプションで用意

 パワーユニットは基本的にベース車と共通で、力強い加速やなめらかさ、静粛性などを向上させた第2世代の「e-POWER」、HR12DE型1198cc直列3気筒DOHCエンジン(最高出力82ps/6000rpm、最大トルク10.5kg・m/4800rpm)+EM47型フロントモーター(最高出力100kW/3183~8500rpm、最大トルク300Nm/0~3183rpm)+リチウムイオンバッテリーでシステムを構成して、前輪を駆動する。また、ドライブモードにはECO/NORMALに加えて、NISMOモードを新設定。力強く伸びのある加速感が味わえるようにセッティングした。一方、足回りには前述の7J×17専用アルミホイール+205/50ZR17 93W XLミシュランPILOT SPORT4タイヤに、モノチューブ式リアショックアブソーバーを配した専用サスペンションを装備。さらに、車体剛性を高める補剛パーツも組み込み、高次元の操縦安定性と乗り心地を実現した。

▲ドライブモードにはECO/NORMALに加えて、NISMOモードを新設定する
▲ドライブモードにはECO/NORMALに加えて、NISMOモードを新設定する
▲本年6月に発表した日産ノート・オーラの販売を8月17日より開始。写真はGレザーエディション 価格:269万9400円
▲本年6月に発表した日産ノート・オーラの販売を8月17日より開始。写真はGレザーエディション 価格:269万9400円
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