プジョー・シトロエン・ジャポンは5月21日、プジョー・ブランドのSUVモデルである3008と5008に改良型の新ガソリンエンジンと電子制御8速オートマチックを搭載し、同日より発売した。車種展開は以下の通り。
■プジョー3008
3008アリュール:367万円
3008アリュール・LEDパッケージ:385万円
3008 GTライン:409万円
■プジョー5008
5008アリュール:414万円
▲プジョー3008 GTライン(写真・右) 価格:8SAT409万円 全長4450×全幅1840×全高1630mm 車重1480kg 乗車定員5名 プジョー5008アリュール(同・左) 価格:8SAT414万円 全長4640×全幅1840×全高1650mm 車重1560kg 乗車定員7名
今回搭載される新エンジンは、従来の1.6リットル"PureTech"ガソリンエンジンを改良して新しい欧州排出ガス規制のEURO6.2に対応した1598cc直4DOHC直噴ターボユニットだ。ガソリン微粒子フィルターを組み込んで排出ガスのクリーン化を図ったほか、フリクションの低減や電子制御ウエストゲートバルブの採用などによって、さらなる高効率化とハイレスポンス、スムースな吹け上がりを実現する。最高出力および最大トルクの数値は180ps/5500rpm、250N・m/1650rpmだ。
▲新しい欧州排出ガス規制のEURO6.2に対応した1598cc直4DOHC直噴ターボエンジン(180ps/250N・m) ガソリン微粒子フィルターを組み込んで排出ガスのクリーン化を図った
組み合わせるトランスミッションは、日本のアイシン・エィ・ダブリュと共同開発した専用セッティングの新世代電子制御8速オートマチック(EAT8)。エコモード/通常モード/スポーツモードという3つのドライブモードが選択可能で、エコモード時は新しく内蔵されたフリーホイール機能によって、走行条件が合えば、アクセルオフ時にクラッチを切って燃費改善を果たす。なお、燃料消費率は3008がJC08モードで15.0km/l、WLTCモードで13.4km/l、5008がJC08モードで14.3km/l、WLTCモードで13.4km/lと公表している。
装備の充実ぶりも新グレードの特徴で、全モデルにエレクトリックパーキングブレーキ/ヒルスタートアシスタンス、フロント&バックソナー、ワイドバックアイカメラ、アクティブセーフティブレーキ/ディスタンスアラート、アクティブブラインドスポットモニターシステム、ドライバーアテンションアラート、Peugeotミラースクリーン(Apple CarPlay/Android Auto対応)を標準装備。また、3008 GTブルーHDiおよび5008 GT ブルーHDiで約70%という高い装着率を得ているファーストクラスパッケージ(30万円。運転席メモリー付き電動シート&マルチポイントランバーサポート/前席シートヒーター/パノラミックサンルーフ/360°ビジョン)を3008 GTラインと5008アリュールに設定している。