プジョー・リフターの3列シート7名乗りロングボディモデルが日本デビュー

プジョーの人気MPVのリフターに3列シートを配したロングボディ仕様の「リフター ロング」をラインアップ。ボディ長は既存のリフター比で355mm、ホイールベースは190mm延長。車両価格は455万円に設定

 Stellantisジャパンは2023年1月20日、SUVテイストを備えたプジョーのMPVのリフターに3列シート7名乗りのロングボディバージョン「リフター ロング(RIFTER LONG)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は455万円に設定する。

▲プジョー・リフター ロングGT 価格:8SAT455万円 全長4760×全幅1850×全高1900mm ホイールベース2975mm 車重1700kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費18.1km/リットル

▲プジョー・リフター ロングGT 価格:8SAT455万円 全長4760×全幅1850×全高1900mm ホイールベース2975mm 車重1700kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費18.1km/リットル

▲既存のベルランゴ比で全長を355mm、ホイールベースを190mm、全高を20mm拡大

▲既存のリフター比で全長を355mm、ホイールベースを190mm、全高を20mm拡大

 

 新設定のリフター ロングは、既存のリフター比で全長を355mm、ホイールベースを190mm、全高を20mm拡大した全長4760×全幅1850×全高1900mm/ホイールベース2975mmに設定したうえで、2/3/2名乗車の3列式シートを配備。また、2座独立の3列目は大人も十分に着座できるレッグスペースとヘッドクリアランスを確保するとともに、前後130mmのスライド機構とフォールディング機構を採用して、利便性を大きく高める。各シートは既存のGTグレードと同様のファブリック表皮を採用した。さらに、3座独立の2列目はワンタッチでシートバックを前方に倒すことができ、3列目への良好なアクセスを実現する。3列目シートは着脱も可能で、取り外した際は850リットル、2列目シートを折りたためば最大2693リットルの大ラゲッジ容量を確保。また、3列目を取り外して2列目を格納し、1列目(助手席)を最も前方にスライドした状態での最大荷室長は2230mm(欧州計測値)を成し遂げた。なお、車両重量は既存のリフター比で+50kgの1700kgに抑え、さらに最小回転半径は同比で+0.2mの5.8mにとどめている。

▲2/3/2名乗車の3列式シートを配備。2座独立の3列目は大人も十分に着座できるレッグスペースとヘッドクリアランスを確保するとともに、前後130mmのスライド機構とフォールディング機構を採用する

▲2/3/2名乗車の3列式シートを配備。2座独立の3列目は大人も十分に着座できるレッグスペースとヘッドクリアランスを確保するとともに、前後130mmのスライド機構とフォールディング機構を採用する

▲2/3/2名乗車の3列式シートを配備。2座独立の3列目は大人も十分に着座できるレッグスペースとヘッドクリアランスを確保するとともに、前後130mmのスライド機構とフォールディング機構を採用する

▲3列目シートは着脱も可能で、取り外した際は850リットル、2列目シートを折りたためば最大2693リットルの大ラゲッジ容量を確保する

▲3列目シートは着脱も可能で、取り外した際は850リットル、2列目シートを折りたためば最大2693リットルの大ラゲッジ容量を確保する

 

 エクステリアについては、SUVテイストを付加した既存のリフターのマッシブなスタイルをそのままに、よりのびやかで落ち着きのある独自のMPVデザインを創出。装備面は既存のリフターの上級グレードであるGTに準じ、ブラックのフロントグリルフレームやシャイニーブラックデコ付きサイドプロテクター、ルーフレール、17インチアロイホイール[AORAKI]+215/60R17タイヤなどを採用する。ボディカラーはディープブルー、ペルラネラブラック、アイシーホワイトという3色をラインアップした。一方でインテリアに関しては、ブラウンツートンの内装カラーを基調に8インチタッチスクリーンおよびPEUGEOTミラースクリーン(Apple CarPlay/Android Auto対応)や革巻小径スポーツステアリングホイール/パドルシフト、左右独立調整式オートエアコン(リアアウトレット付)、12V電源ソケット(センターコンソールボックス/ラゲッジルーム右サイド)などを標準で設定。既存のリフターに配備するフレキシブルラゲッジトレイは省かれ、代わってロールアップ式トノカバーを組み込んでいる。

▲ボディカラーは写真上よりディープブルー、ペルラネラブラック、アイシーホワイトという3色をラインアップ

▲ボディカラーは写真上よりディープブルー、ペルラネラブラック、アイシーホワイトという3色をラインアップ

▲ブラウンツートンの内装カラーを基調に8インチタッチスクリーンおよびPEUGEOTミラースクリーン(Apple CarPlay/Android Auto対応)や革巻小径スポーツステアリングホイール/パドルシフトなどを標準装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲ブラウンツートンの内装カラーを基調に8インチタッチスクリーンおよびPEUGEOTミラースクリーン(Apple CarPlay/Android Auto対応)や革巻小径スポーツステアリングホイール/パドルシフトなどを標準装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

 

 パワートレインは既存のリフターと基本的に共通で、“BlueHDi”1498cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力130ps/3750rpm、最大トルク300Nm/1750rpm)+EAT8(電子制御8速オートマチックトランスミッション)を搭載。また、ノーマルをはじめ悪路走破性を高めたスノー、サンド、マッド、ESC OFFという5つのモードから選択できるアドバンスドグリップコントロール(ヒルディセントコントロール付)を装備する。さらに、前マクファーソンストラット式/後トーションビーム式の足回りは、ホイールベースの延長などに即して専用セッティングを施した。

▲パワーユニットには既存のリフターと共通の1498cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(130ps)を搭載。走破性を高めるアドバンスドグリップコントロール(ヒルディセントコントロール付)を標準で組み込む

▲パワーユニットには既存のリフターと共通の1498cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(130ps)を搭載。走破性を高めるアドバンスドグリップコントロール(ヒルディセントコントロール付)を標準で組み込む

 

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