日産がEVオープンカーのコンセプトモデル「Max-Out」の実車を披露

長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表した際にバーチャルで公開した日産のEVオープンカー「Max-Out」の実車が初公開。クルマとの一体感を基本コンセプトにした開放感とダイナミックなドライビング体験を予感させる新進のデザインを提案

 日産自動車は2023年2月2日、2021年11月に長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表した際にバーチャルで公開したEVオープンカーのコンセプトモデル「Max-Out(マックスアウト)」の実車を公開した。

▲長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表した際にバーチャルで公開したEVオープンカーのコンセプトモデル「Max-Out」の実車が初公開

▲長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を発表した際にバーチャルで公開したEVオープンカーのコンセプトモデル「Max-Out」の実車が初公開

 

 Max-Outは持続可能で革新的なモビリティを普及させていく日産の決意を具現化した1台で、高い安定性と快適性によってこれまでにない新しいドライビング体験を提供する次世代EVオープンカーを標榜。超軽量や低重心、進化したe-4ORCEなどを採用してコーナリング性能およびステアリングの応答性を向上させることで姿勢変化の少ないパフォーマンスを実現し、人間の身体能力そのものが拡張されたかのような感動の走りと、最高の体験を提供する。

▲Max-Outは持続可能で革新的なモビリティを普及させていく日産の決意を具現化した1台に位置する

▲Max-Outは持続可能で革新的なモビリティを普及させていく日産の決意を具現化した1台に位置する

 

 デザイン面では、先進性にあふれた印象的な造形の多様なクルマを開発し続ける日産の革新性を象徴する2シーターオープンボディで構成。また、座席を変形させてフラットに格納することが可能なシステムを導入し、シチュエーションによってより広い室内空間を確保できるようアレンジする。パワートレインには、高いエネルギー密度の全固体電池(ASSB)と小型化した電動コンポーネントで構成する将来の技術スタディの「ニッサンEVテクノロジービジョン」を搭載した。

▲超軽量や低重心、進化したe-4ORCEなどを採用してコーナリング性能およびステアリングの応答性を向上させることで、姿勢変化の少ないパフォーマンスを実現

▲超軽量や低重心、進化したe-4ORCEなどを採用してコーナリング性能およびステアリングの応答性を向上させることで、姿勢変化の少ないパフォーマンスを実現

▲先進性にあふれた印象的な造形の多様なクルマを開発し続ける日産の革新性を象徴した2シーターオープンボディを創出。イルミネーションの演出も凝っている

▲先進性にあふれた印象的な造形の多様なクルマを開発し続ける日産の革新性を象徴した2シーターオープンボディを創出。イルミネーションの演出も凝っている

▲座席を変形させてフラットに格納することが可能なシステムを導入

▲座席を変形させてフラットに格納することが可能なシステムを導入

▲日産の独自のイノベーション哲学を具現化したコクピット。操縦桿のようなステアリング造形がハンドリングの良さを予感させる

▲日産の独自のイノベーション哲学を具現化したコクピット。操縦桿のようなステアリング造形がハンドリングの良さを予感させる

 

 なお、Max-Outの実車は2月4日から3月1日まで日産グローバル本社ギャラリー(神奈川県横浜市)で開催されるイベント「Nissan FUTURES」に展示。また、同イベントでは電動化技術や知能化技術、エネルギーマネジメント、バッテリー二次利用などにおける日産のイノベーションを紹介するユーザー参加型のイベントや、専門家を招いたパネルディスカッションなど、様々な企画を用意している。

▲日産グローバル本社ギャラリーで開催されるイベント「Nissan FUTURES」では、Max-Outのコクピットとe-4ORCEが体験できるドライビングシミュレーターや、日産のEVに搭載されたバッテリーの蓄電・放電機能を活かしてEVの魅力をさらに向上させる「NISSAN Energy Share」の技術を展示

▲日産グローバル本社ギャラリーで開催されるイベント「Nissan FUTURES」では、Max-Outのコクピットとe-4ORCEが体験できるドライビングシミュレーターや、日産のEVに搭載されたバッテリーの蓄電・放電機能を活かしてEVの魅力をさらに向上させる「NISSAN Energy Share」の技術を展示

 

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