FCAジャパンは2021年9月16日、ジープの人気コンパクトSUV「コンパス(Compass)」のロンジチュード/リミテッドに純正ナビゲーションを標準装備し、9月下旬より出荷と販売を開始すると発表した。
車両価格は以下の通り。
スポーツ(SPORT):346万円(変更なし)
ロンジチュード(LONGITUDE):399万円
リミテッド(LIMITED):449万円
新たに標準装備する純正ナビゲーションは、走りやすい道を優先して最適なルートを探索、案内中は間違えやすい分岐をサポート、シンプルで見やすい地図、オンラインVICS、約460万件の豊富なPOI(Point of Inerest:ジャンルや名称による検索)データ収録、電話番号案内 約54万件収録、交差点拡大図 約1700件収録などを特徴とする最新版で、しかも最大7年間(購入年に地図を更新した場合)、無償での地図更新を可能とする。さらに、地上デジタルテレビチューナーやETC2.0ユニットも付属した。
一方、標準装着のない従来のロンジチュード/リミテッドにもナビゲーションキットをアクセサリー販売。キットはナビゲーションシステム/地上デジタルテレビチューナー(12セグ/ワンセグ)/ETC2.0 ユニット/専用ハーネスおよび取り扱い説明書で構成し、価格は14万円(取付工賃別途)に設定した。
なお、パワートレインは基本的に従来と共通で、スポーツとロンジチュードに2359cc直列4気筒マルチエア16Vエンジン(175ps/229Nm)+電子制御式6速AT+前輪駆動(FF)を、リミテッドに2359cc直列4気筒マルチエア16Vエンジン(175ps/229Nm)+電子制御式9速AT+オンデマンド方式4×4システム(セレクテレインシステムおよびJeepアクティブドライブ付き)を採用している。