アルピーヌ・ジャポンは2021年9月30日、アルピーヌA110シリーズの高性能バージョンのA110Sに日本専用限定モデルの「ビトン リミテ(BI TON LIMITEE)」をラインアップし、同日より予約受注を開始した。車両価格は906~916万円の設定で、販売台数は24台限定。予約受付はアルピーヌ・ジャポン オフィシャルウェブサイト内専用申込ページおよびアルピーヌ正規販売店で実施する。
今回の限定モデルは、292ps/320Nmの高出力を発生する1798cc直列4気筒DOHC16V直噴ターボエンジンを搭載したアルピーヌA110Sをベースに、ボディとルーフを塗り分けた2トーンの外装色を採用したことが特徴である。このカラーリングは、アルピーヌF1チームのドライバーがヨーロッパのレース時にサーキット周辺の移動で使用する「A110トラックサイドカー」から着想を得たもので、ボディ色/ルーフ色の仕様としてはブランイリゼM/ノワールプロフォンM(916万円)、ブルーアルピーヌM/ノワールプロフォンM(916万円)、ブルーアビスM/グリトネールM(906万円)という3タイプを設定。また、エクステリアにはトリコロールエンブレムを、足回りにはブリリアントブラックのGT RACE 18インチアロイホイールとレッドキャリパーを組み込んだ。
インテリアについては、ブルーステッチインテリアやブルーステアリングセンタートリム、トリコロールエンブレム付ドアトリムを特別装備して、ドライバーのスポーツマインドを刺激するコクピットを演出。また、日常走行の利便性を高めるカーナビゲーション(パイオニア製)も標準で採用した。