レンジローバー・ヴェラールの2024年モデルが日本での受注をスタート。ヴェラール初となるPHEVモデルを設定

ランドローバーが2024年モデルのレンジローバー・ヴェラールの予約受注を開始。内外装デザインの変更や11.4インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンを備えた最新のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」の設定、2リットル直列4気筒INGENIUMガソリンエンジンに最高出力105kWの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドの追加などを実施

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2023年2月8日、ミッドサイズラグジュアリーSUVのレンジローバー・ヴェラール(RANGE ROVER VELAR)の2024年モデルを発表し、同日より予約受注を開始した。

▲レンジローバー・ヴェラール・ダイナミックHSE D200 価格:8SAT1109万円 全長4797×全幅2147(ミラー含)×全高1683mm ホイールベース2874mm 車重2010kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.6km/リットル

▲レンジローバー・ヴェラール・ダイナミックHSE D200 価格:8SAT1109万円 全長4797×全幅2147(ミラー含)×全高1683mm ホイールベース2874mm 車重2010kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.6km/リットル

 

車種展開は以下の通り。

■2リットル直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジン(MHEV)搭載車

S D200:909万円

ダイナミックSE D200:957万円

ダイナミックHSE D200:1109万円

■2リットル直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン搭載車

S P250:926万円

ダイナミックSE P250:1031万円

ダイナミックHSE P250:1160万円

■2リットル直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン+電気モーター(PHEV)搭載車

ダイナミックSE P400e:1208万円

ダイナミックHSE P400e:1266万円

▲レンジローバー・ヴェラール・ダイナミックHSE P400e 価格:8SAT1266万円 全長4797×全幅2147(ミラー含)×全高1683mm ホイールベース2874mm 乗車定員5名 EV航続距離は欧州WLTPモードで最大64kmを実現

▲レンジローバー・ヴェラール・ダイナミックHSE P400e 価格:8SAT1266万円 全長4797×全幅2147(ミラー含)×全高1683mm ホイールベース2874mm 乗車定員5名 EV航続距離は欧州WLTPモードで最大64kmを実現

 

 2024年モデルのレンジローバー・ヴェラールは、内外装デザインの変更や最新のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」の設定、2リットル直列4気筒INGENIUMガソリンエンジンに最高出力105kWの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドの追加などを実施したことが特徴である。

▲テールパイプを目立たないように配置した新バンパーを装着。レーザーカットされたパターンとスーパーレッドLEDを採用した新型テールライトも印象的

▲テールパイプを目立たないように配置した新バンパーを装着。レーザーカットされたパターンとスーパーレッドLEDを採用した新型テールライトも印象的

 

 エクステリアに関してはモダンラグジュアリーのアプローチを取り入れ、フロントグリルやリアバンパー、ヘッドライト、テールライトに新デザインを採用し、よりエレガントで洗練されたスタイリングを創出。また、最上級グレードのダイナミックHSEにはピクセルLEDヘッドライト(シグネチャーDRL付)を標準で装備する。さらに、新デザインの20インチおよび22インチのアロイホイールを設定。ボディカラーにはヴァレジネブルー、アロイオスグレイ、ザダルグレイの新色を追加した。

▲モダンラグジュアリーのアプローチを取り入れた新フロントグリルを採用

▲モダンラグジュアリーのアプローチを取り入れた新フロントグリルを採用

▲最上級グレードのダイナミックHSEにはピクセルLEDヘッドライト(シグネチャーDRL付)を標準装備

▲最上級グレードのダイナミックHSEにはピクセルLEDヘッドライト(シグネチャーDRL付)を標準装備

▲新デザインの22インチアロイホイールを設定して足もとの存在感を高める

▲新デザインの22インチアロイホイールを設定して足もとの存在感を高める

 

 インテリアに関しては一部アレンジを変更するとともに、11.4インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンを備えた最新のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」を標準装備。従来の2画面からすっきりとした大型11.4インチスクリーンに刷新することでセンターコンソールとの一体化を果たし、同時にほとんどの機能を直感的に操作・設定することを可能とした。また、ワイヤレスデバイスチャージングを全グレードに標準で採用。さらに、空気清浄システムプロ(ナノイーX搭載、PM2.5フィルター付)をオプションで設定した。

▲すっきりと美しい新センターコンソールを採用。カバー下にはワイヤレスデバイスチャージングを備える。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲すっきりと美しい新センターコンソールを採用。カバー下にはワイヤレスデバイスチャージングを備える。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲メーターには12.3インチインタラクティブドライバーディスプレイを配備

▲メーターには12.3インチインタラクティブドライバーディスプレイを配備

▲11.4インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンを備えた最新のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」を標準装備

▲11.4インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンを備えた最新のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」を標準装備

▲11.4インチHDスクリーンには3Dサラウンドカメラでとらえた画像を高精度で表示する

▲11.4インチHDスクリーンには3Dサラウンドカメラでとらえた画像を高精度で表示する

▲写真はエボニーインテリア。エボニーパーフォレイテッドUltrafabrics&Kvadratテキスタイルのシート表皮を採用する

▲写真はエボニーインテリア。エボニーパーフォレイテッドUltrafabrics&Kvadratテキスタイルのシート表皮を採用する

 

 パワーユニットに関しては、システム総出力297kW(404ps)/640Nmを発生するP400eプラグインハイブリッドの“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン+モーター(最高出力105kW)+リチウムイオン電池(総電力量19.2kWh)を新設定。EV航続距離は欧州WLTPモードで最大64kmを実現し、充電は7kWの普通充電器を使用して最大100%までを2.5時間でこなす。ほかに“INGENIUM”1998cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力204ps/3750~4000rpm、最大トルク430Nm/1750~2500rpm)に減速時のエネルギーロスを減らすために小型統合電気モーターを組み合わせたD200マイルドハイブリッド(MHEV)と、“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力250ps/5000rpm、最大トルク365Nm/1300~4500rpm)のP250ガソリンを設定。いずれもトランスミッションには専用セッティングの8速オートマチックを組み合わせ、駆動システムにはインテリジェントドライブラインダイナミクス(IDD)搭載のAWDを採用している。

▲システム総出力297kW(404ps)/640Nmを発生するP400eプラグインハイブリッドの“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン+モーター(最高出力105kW)+リチウムイオン電池(容量19.2kWh)を新設定

▲システム総出力297kW(404ps)/640Nmを発生するP400eプラグインハイブリッドの“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン+モーター(最高出力105kW)+リチウムイオン電池(容量19.2kWh)を新設定

 

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