FCAジャパンは2021年10月5日、ジープのコンパクトSUVの「コンパス(Compass)」にJeep誕生80周年を記念した特別仕様車「コンパス 80thアニバーサリーエディション(Compass 80th Anniversary Edition)」をラインアップし、10月16日より販売すると発表した。車両価格は462万円の設定で、販売台数は285台の限定だ。
今回ラインアップしたコンパス 80thアニバーサリーエディションは、本年2月に発売したラングラー/ラングラー・アンリミテッド/チェロキーの80thアニバーサリーエディション、本年4月に発売したレネゲードの80thアニバーサリーエディションに続く、Jeep誕生80周年を祝う特別仕様車で、2359cc直列4気筒マルチエア16Vエンジン(175ps/229Nm)+電子制御式9速AT+オンデマンド方式4×4システム(セレクテレインシステムおよびJeepアクティブドライブ付き)を搭載する通常モデルのコンパス・リミテッドをベースに、通常では設定のないボディカラーや内外装を引き立てる特別な配色などを採用したことが特徴である。
まず外装では、ブラックフロントグリル(グラナイトクリスタルアクセント付)やボディ同色フロントフェイシア/ホイールフレア/シルモールディング、グラナイトアクセント付ボディ同色フロントバンパー、グロスブラックウィンドウモールディング、ブラックルーフレール(グラナイトクリスタルアクセント付)、グラナイトクリスタルドアミラー、80th Anniversaryバッジ、グラナイトエクステリアバッジ(4×4/Jeep/COMPASS)を特別装備。足もとには、グラナイトカラーの18インチアルミホイール(タイヤは225/55R18 3シーズンタイヤ)を装着する。ボディカラーは特別設定色のテクノメタリックグリーン P/C(販売台数135台限定)と、人気のグレイマグネシオメタリック(同150台限定)の2色をラインアップした。
内装については、ジープのオリジンである“Willys”のタグをあしらったレザーシートやブラック仕上げのヘッドライナー、特殊加工を施したライトアノダイズドのドリフトウッド(流木)インテリアアクセント、ブラックカラーのミッドボルスターを特別装備。また、インストルメントパネルとフロアマットには80th Anniversaryロゴを配する。さらに、前後席に開放感をもたらすコマンドビュー デュアルペインパノラミックサンルーフを標準で組み込んだ。
ベース車と同様、最新のオーディオナビゲーションシステム(Uconnect)10.1インチタッチパネルモニターやフルカラー10.25インチマルチビューディスプレイ、Alpineプレミアムサウンドシステム(9基)なども標準で装備。安全運転支援機構として、アダプティブクルーズコントロール(STOP&GO機能付)やアクティブレーンマネジメント、衝突被害軽減ブレーキ(歩行者、サイクリスト検知機能付)、ParkSense縦列/並列パークアシスト・アンパークアシスト、サラウンドビューカメラ、インテリジェントスピードアシストなども標準で採用している。