シトロエンの人気MPVのベルランゴにフランス国旗やフレンチポリネシア、パリの街路樹と石畳をモチーフとした特別仕様車「ベルランゴ トリコ」を設定。基調色となるボディカラーには3タイプを採用し、それぞれに専用のアクセントカラーと専用フロアマットを装備
Stellantisジャパンは2023年2月14日、シトロエンのベストセラーMPVのベルランゴに特別仕様車の「ベルランゴ トリコ(BERLINGO TRICO)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は420万円~426万500円に設定する。
今回の特別仕様車は、通常モデルの上級グレードであるSHINEをベースに、フランス国旗やフレンチポリネシア、パリの街路樹および石畳をモチーフとしたボディカラーと専用アクセントカラー、専用フロアマットを採用して、ユニークかつお洒落なカラーコーディネートに仕立てたことが特徴である。
まずボディカラーにブランイシを採用した「ベルランゴ トリコ トリコロール(BERLINGO TRICO TRICOLOR)」は、フランスの3色旗のトリコロールをカラーテーマに設定。フロントフォグランプまわりにはブルーを、ボディサイドのエアバンプにはレッドのアクセントを配する。また、リアスライドドアにはブルーとレッドのワンポイントステッカーをあしらった。さらに、インテリアのフロアマットには前席用がブルー、後席用がレッドのパイピングをアクセントとして施している。
一方、ボディカラーにディープブルーを採用した「ベルランゴ トリコ ラグーン(BERLINGO TRICO LAGUNE)」は、ニューカレドニアやタヒチなどフレンチポリネシアに見られる美しいラグーンをカラーテーマに設定。フロントフォグランプまわりには南洋のエメラルドラグーンを思わせる色合いを、ボディサイドのエアバンプには砂浜をイメージさせるベージュのアクセントを配する。また、リアスライドドアにはエメラルドとホワイトのワンポイントステッカーをあしらった。さらに、インテリアのフロアマットには前席用がエメラルド、後席用がベージュのパイピングをアクセントとして施している。
そして、ボディカラーにグリプラチナムを採用した「ベルランゴ トリコ プラタナス(BERLINGO TRICO PLATANUS)」は、パリの街路樹のプラタナス並木と石畳をカラーテーマに設定。フロントフォグランプまわりにはライムを、ボディサイドのエアバンプには紅葉を思わせるリッチオークの色味を配する。また、リアスライドドアにはライムとリッチオークのワンポイントステッカーをあしらった。さらに、インテリアのフロアマットには前席用がライム、後席用がリッチオークのパイピングをアクセントとして施している。
パワートレインは基本的にベース車と共通で、“BlueHDi”1498cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力130ps/3750rpm、最大トルク300Nm/1750rpm)+EAT8(電子制御8速オートマチックトランスミッション)を搭載している。