ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2021年10月15日、ラグジュアリーSUVのレンジローバーに特別仕様車の「レンジローバー・SVゴールデンエディション(RANGE ROVER SV GOLDEN EDITION)」を設定し、同日より予約受注を開始した。車両価格は2321万8000円。販売台数は5台の限定だ。
今回の限定モデルは、4999cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンスーパーチャージドエンジン(525ps/625Nm)+副変速機付8速オートマチックトランスミッションのパワーユニットを搭載するレンジローバー・オートバイオグラフィ(スタンダードホイールベース、2920mm)をベースに、ランドローバーのハイパフォーマンスモデルやビスポークオーダーを専門に手がけるスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が日本向けに特別なデザインおよび架装を施したことが特徴である。
まず外装では、ボディカラーに特注色の「SV Bespoke(ブルー)」を採用し、合わせてフロントバンパーフィニッシャーやサイドベントグラフィック、サイドアクセントグラフィック、テールゲートフィニッシャーにゴールドのアクセントを配する。また、SVOモデルであることを強調するクロームバッチ(Bピラー)やローレット加工の「RANGE ROVER」スクリプトバッジを特別装備。フロントフォグランプも標準で組み込む。足もとには、22インチ“スタイル7007”7スプリットスポークアロイホイール(グロスダークグレイ、コントラストダイヤモンドターンドフィニッシュ)を装着し、スペアホイールも22 インチフルサイズを配備した。
内装に関しては、グランドブラック仕上げのパネルやエボニーカラーのフロントセンターコンソールクーラーボックス(パネルはグランドブラック)、エボニーパーフォレイテッドセミアニリンレザーシート、エボニーヘッドライニング(スエードクロス)などを採用して、ブラック基調のシックで上質なキャビン空間を創出。また、ブライトメタルペダルやヘッドアップディスプレイ、空気イオン化テクノロジー(PM2.5フィルター付)、アクティビティキーなどを標準で採用した。
走行機構の面の拡充も見逃せない。最大渡河水深900mmのウェイドセンシングや、ブラインドスポットアシスト/クリアイグジットモニター/アダプティブクルーズコントロール(ステアリングアシスト付)/ドライバーコンディションモニター/レーンキープアシスト/パークアシスト/360°パーキングエイド/リアトラフィックモニター/トラフィックサインレコグニション&アダプティブスピードリミッターで構成するドライバーアシストパックを標準で組み込んでいる。